大学1年生の時、私は「社交不安障害」と診断されました。 きっかけは大学入学直後のプレゼンテーションの授業でした。 その頃、私はすでに、みんな私の粗探しをしている、弱みを見せたら馬鹿にされるに違いない、完璧な姿を保たなくては、という考えに取り憑かれていました。 そのような心理状態で教室の前に立った時、心の余裕は全くなく、体は固まり、頭は真っ白になり、「きちんと話さなければ」という頭の声とは裏腹に、私はまともに話すことができなくなっていました。 そのような心理状態だったの
現代の日本では、人口の8割がアダルトチルドレンだと言われています。 アダルトチルドレンとは、子供時代に親との関係で何らかのトラウマを受けた人のことを指します。 アダルトチルドレンの親は、何らかの問題を抱えています。 その中で特に多いのが、自己愛パーソナリティ障害です。 アダルトチルドレンの方は、親の言動に問題を感じ、改善して欲しいと思ったこともあるでしょう。 しかし、残念ながら、親が自己愛パーソナリティ障害であった場合、性格や言動が改善する見込みはほとんどありません
アダルトチルドレンの方に知ってもらいたい言葉に「自己愛パーソナリティ障害」というものがあります。アダルトチルドレンの親は自己愛パーソナリティ障害を抱えていることが多いからです。自己愛パーソナリティ障害の特徴を知ることで、問題の原因を知り、上手く対処することができるようになります。
病気になると、病気はとても悪いものだ、早く治さなくては、という気持ちになります。 私も約6年前に「社交不安障害」を発症してから、これは異常事態だ、早く治したい、病気を発症する前の状態に戻りたい、という気持ちになり、苦しんできました。 ところが、軽い病気であればすぐに治るものの、重い病気になると、病気を「敵」と捉えて闘おうとするととても苦しいばかりか、かえって長期化してなかなか治らなくなることが多いです。 そこで私のこれまでの経験や、本などで学んできたことをもとに、今病気