2023を振り返って ①

Amazonミュージックの、2023年の振り返りのプレイリストが公開された。

頭でわかってた、どうせ祝日天国と、8ミリフィルムと、あとなんだっけ

とにかく、彼のことを纏った曲ばかりなんだろうってわかってたから、

呆ればっかりで見たけど、やっぱりそうだった。

「好きだった」ばっかり繰り返す春一番、お酒飲んだ日に必ず流してたこと、

愛とか恋とか、どうだってよかった ただ一緒にいたかったの 君ほどの人はどこにもいないよ、出会わなきゃよかったなも、

何にも覚えてない次の日、絶対に忘れちゃいけないことだけを見落とさないようにしながらもホテルのベットの右側で再生履歴見て驚いて、あの人のストーリー見て納得した環七ラプソディーも、

前髪切りすぎても、以上のあの人の頭一回だけ撫でたときのあの感覚、匂い、結局変わらなかったこと、吹っ切れた顔で聞いてた俺よ届けも、

予想通りの8ミリフィルム、あなたのとりこ!ってバカみたいに桃ばっか食べたこと、欲しかった君の才能が、ほんの少し変わってしまった気がすること、それくらいなら欲しかった!ってきもち、

言わなくたってわかるくらいに僕の好きな君を僕より好きな人はいないし 、

ねえ、ありがとうって言えてたかな、ごめんねって言えてたかな、不器用だなんて何の言い訳にもならない って、
君の前ではいっつもバカみたいに空回って、それでもどんだけ好きなんだよで片付けてたツケが回ってきたこと、

好きな人の好きなうたをきいて、好きなゲームをして、前向いて、忙しくやってたかったけど君のことは気にならないみたいって言えばいうほどそう思えなかったこと ふと気づいた、私が知ってる君の好きなうたなんてほとんどがあの頃好きだった歌になってるんだろうだし、好きなゲームなんて知らないし、
どんなに頑張っても彼の方がずっとずっと忙しそうだったし、
君の忘れ物になんてなれやしなかったこと、

忘れられないなあ、呆れちゃうなあ、

もう終わりにしよう、もう散々好きだった、もう良いよ、もう十分。

名前聞いただけでときめいちゃう胸も、どこに行こうと探しちゃう目も、あの曲聴いたら浮かぶ笑顔も、何がなんでもこじつけちゃう思考回路も、全部全部反射神経のせいってことにして、仕方ないことにして、
3年間にやっと蓋をして、手を振る


たったさっき思えたこと、呟いたこと、
これにて、完結!


でも、彼にまみれた一年だった気がするけど、案外それだけじゃなかったのかもしれない

変わり映えないというか、変わり甲斐がないほどに幸せだったよ を聞いて浮かぶあの部屋が日々の命綱だったこと、

あんたにも辞めれるものがあるなんて知らなかったよを聞いて浮かぶ情けないほどにすぐ隣に転がってたあの背中のこと、多分本当は自分に歌っていたのかもしれないって気持ち、

「世界でいちばん安全な場所」って聞いて浮かぶ、泣きじゃくった布団の中とあの薄暗い中で笑う顔のこと、

あなたは今晩何食べるのかしら を聞きながら漕いだ自転車、渡った電車通りのドラッグストアの前の信号のこと、

君の前では赤ちゃんだったわたしが、やっぱりそのまま今も泣きじゃくってること、君なんていらないって歌いながら、いらないって言われたのは自分の方だって分かりかけて、悲しくなったこと、

もうやだって言ったのは君なのになんで泣いたの?って言葉に、心が詰まったこと、

きっと死んだら地獄だろーなって、ものすごく他人事みたいに思ってたこと、 

上げっぱなしの便器に恥ずかしくなったりしながらも、今は愛していたいって悲しい顔して聞いてたあの日、本当はちゃんと幸せだったこと、それに今更気づいたこと、
またかっこつけて自分から離れようとしてたけど、最後くらいくっそダサくても手に届くうちに、愛しきるって決めたこと

しょーもない歌作ってさ、倒れるまで笑ってさ、を聞いては悔しくて、聞くほどに悔しくて書いた曲たちのこと、歯磨きの時間すらもったいなくてくっついてたあの日々、やっぱりちゃんと幸せだったこと、

遠くに行けば行くほど輝いて見えるのはなぜ って曲に甘えてどうにか美談にしようとしてたけど、そんな自分にも嫌気がさしたこと、ちゃんと、嫌だと思えたこと

本当は帰らないで欲しかったんじゃなくて、君の帰る場所になりたかった 覚悟の言葉の前の深呼吸、肺いっぱいに愛しさが行き渡る 思い出す とか、もう書ききれないひとつひとつにいちいち涙ばっかり流したこと、締め付けられ続けた胸、明け方の若者たち、

いつまでもずっとずっと認められなかった
the dadadadays、指輪は安っぽくあって欲しかった、控えてめなんて柔らかい言葉にしてしまってほしくなかったけど、なんか狂ってヘラっちゃっても 忘れてなんかやんねーし だけは好きだと思えたこと、どこまでも深刻だったtetoがいなくても歩いていけるようになった小池さんをやっと誇らしく思ったし、
とはいえまだ自分はどこまでも深刻で、「解散なんて大それたものじゃない」まま歌ってくれるtetoじゃなきゃ信じられないままだけど、いつか強くなれるまでtetoだけでい続けようって思ったこと

なんの曲でだったかは思い出せないけどあの人が、投げてくれたライブハウス、思い切り高くなった視界のこと、

書ききれない、書ききれない、書き切りたくない。

まだまだこれからも、曲を聴いて、思い出したことをぽつぽつと書いて行こう。

忘れたくないこと、忘れてしまいそうなこと、

全部言葉にして、いつか宝物になれば良い。

あと1ヶ月で、今年が終わる。

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