もの忘れガーデナーさんとアンバランスさんのあるがまま記

日々もの忘れのガーデナーさんとアンバランスなわたしの関わりを通じて感じたことを綴ります。 “わたしたちは命に終わりがくるまで発達し続けよう” 自分の命をあるがままに生きて、最後の最後まで発達し続けていくわたしたちの記録です

もの忘れガーデナーさんとアンバランスさんのあるがまま記

日々もの忘れのガーデナーさんとアンバランスなわたしの関わりを通じて感じたことを綴ります。 “わたしたちは命に終わりがくるまで発達し続けよう” 自分の命をあるがままに生きて、最後の最後まで発達し続けていくわたしたちの記録です

最近の記事

今日からタイトルが変わります^ - ^

ご無沙汰しています。 みなさまお元気でしたでしょうか。 ご無沙汰していたのにも関わらず、今日急遽タイトルを変更しました。笑。  2024年9月9日からは 『もの忘れガーデナーさんとアンバランスさんのあるがまま記』  になります。  ワタシにいろいろ変化の時が訪れまして、書きたいこととタイトルの不一致感が妙に気持ち悪くなりまして、 そんなことは気にせず書き続けたらいいではないか、、、とも思いましたが、 やっぱり気持ち悪いと思い、その気持ち悪さに何の決断もせずnoteは滞

    • 『ぼけますから、よろしくお願いします。』と紀伊國屋

      ずっと観たいと思っていた 信友直子監督のドキュメンタリー映画 『ボケますから、よろしくお願いします。』 を、今日やっと観ることができた。 あまりにもGardenerさんと重なる部分が多くて 涙が止まらなかった。 『ボケますから、よろしくお願いします』に出てくるお父さんとEngineer さんも似ている部分が多々あって、そこも重ね合わせながら観た。 去年までのGardenerさんの様子(認知症初期)と、 今年のGardenerさんの様子(おそらく中期)と、 そして もしか

      • Gardenerさんと有楽町マリオン

        中学生の頃 よくGardenerさんと銀座へ行った。 有楽町駅で降りて銀座方面へ向かう時、 有楽町マリオンのからくり時計を わざわざ観てから銀座へ行くことがよくあった。 あの時計を久しぶりに見て なんだか懐かしくて仕方ない気持ちになった。 だって 全然変わっていないから。 あの時見ていた場所にたまたま立って あの時とまるで同じ時計の佇まいに 時が一瞬タイムトリップして、 まるで中学生の時の自分に戻ったのかと思ってしまった。 Gardenerさんは あの時一緒に見たこ

        • GardenerさんとPERFECT DAYS

          Gardenerさんはもともと歩くのが速く 大好きなデパートではさらに速くなる人だったのですが、 最近はだいぶゆっくりになり 夕方暗くなってくると誰かにつかまって歩くようになっています。 「歩くのとお水を摂るといいよ」 と、 わたしの大好きな方が教えてくださったのでGardenerさんに会った時は、 Engineer さんとのお散歩と お水を飲むことを勧めています。 以前テレビで 認知機能の低下と歩行速度は比例すると言っていたことを覚えていたので、 わたしも意識してGar

          Gardenerさんとアマリリスそして「プライパブリック」

          わたしが育てていたアマリリスの球根から 二つ目の芽が出てぐんぐん育ち 昨日の節分に 五輪お花が咲きました。 とにかく見事で とにかく美しく咲いたので わたしはGardenerさんに このアマリリスをプレゼントしに行きました。 Gardenerさんはうれしそうに球根付きのアマリリスを受け取ると、 同時に球根からもう一つ あたらしい小さな芽が出ているのを発見しました。 アマリリスの球根は 今の時点で既に2回芽を出して育ち、 今回を入れて大きな花を計9輪咲かせたので もう栄養

          Gardenerさんとアマリリスそして「プライパブリック」

          Gardenerさんのお弁当

          Gardenerさんは お料理をほとんどしなくなりました。 昔から それほどお料理をするタイプではありませんでしたが、 今はさらにお料理をしなくなりました。 わたし達はお腹が空いたら 自分で料理をすることで お腹を満たすことができます。 それは当たり前のことのようですが、 もの忘れが進むとその作業ができなくなります。 わたし達が料理をするときは ワーキングメモリを自然に働かせています。 材料を買って 下ごしらえをして 調理をして 盛り付けます。 この手順の一つ一つ

          Gardenerさんの心配ごと

          Gardenerさんはもともと心配性なのですが 最近ますます心配性です 会うといつも最初に 「わたし 何かがおかしいみたい」と言います わたしが 「何がおかしいの?」と聞くと Gardenerさんは 「なんかあたまがおかしいみたい」 と答えます わたしが 「そうなんだね」というと Gardenerさんは 「でも だいじょうぶ」 と言ってちょっと元気がなくなります 昨年は わたしが 「そうなんだ じゃあ、お医者さんに詳しく診てもらおうよ」と言って 大きな病院を何度か

          Gardener さん

          Gardener さんは80代 日々いろいろなことを忘れます たいせつなことも 大したことではないことも いつでもまるで新しいことのように うれしそうに 時には不安そうに 同じことを何回もたずねます Gardenerさんは 新しいことはよく覚えていられないけれど 昔覚えたことは覚えています だからお花の名前は思い出せるのです これは「アマリリスよ」 って そんなGardener さんがわたしに伝えてくれた 大切なことを このnoteに綴っていこうと思います Ga