「呉汁」ってご存知ですか?

自分のために癒しご飯を作って
心も体も幸せにする
<一汁一菜シンプル自炊>をお伝えする
自炊伴走人ひろきよです。

今日は懐石料理教室での学びの日。

懐石料理では、まず最初に
炊きたての「煮えばな」のご飯と
お汁、そして向付(写真奥の皿)が供されます。

お汁は季節によっていろいろ変わりますが
今月は

「呉汁」

飲んだことありますか?

大豆を水に浸し、すりつぶしたものを
「呉(ご)」または「醐」といって
その「呉」を味噌汁に入れたものを
「呉汁」と言うようです。

収穫された大豆が秋〜冬にかけて出回り
大豆といろいろな野菜の入った呉汁は
とても栄養たっぷりの料理、しかも
体が温まることから冬場の日本各地の
郷土料理として親しまれているようです。

写真の呉汁は懐石料理の最初のお汁なので
たっぷり野菜ではなく
大豆と少しの青菜が入っているだけですが
大豆の旨みに白味噌の甘みがベストマッチで
とろりと美味しいお汁です。

お教室で一緒の先輩が
「季節がら、ポタージュがインスタなどにも
 たくさんアップされているけれど
 これは、生クリームとか使ってなくても
 十分美味しいポタージュね!」
とおっしゃったことに、激しく同意!!!

濃厚なうまみがありつつも、オイリーな重さがないので
グイグイ飲めてします感じです。

これにお野菜たっぷり入れて具沢山味噌汁もいいし
お野菜&鶏肉で少し牛乳などを加えると
クリームシチューのようにもなります。

大豆を一晩水につけてから煮る、という
手間はかかりますが
その分、美味しくて栄養たっぷりの
お汁をいただくことができます。

ちなみに、大豆はある程度の量を煮て
使わない分は煮汁ごと冷凍保存できるので
時間がある時に煮ておいてもいいですね!

さて、明日は時間があるので
今日の復習しよう!
まずは、大豆を水につけよう!

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