【高齢化社会】予想できない社会に
今、日本は高齢化社会と言われている。
初老のワタシが子供の頃は、お年寄りといえばモノ知りでなんでも知っており、優しい時と厳しい時があるというイメージだった。
とにかく、昔のおじいちゃんやおばあちゃんは品格があったと思う。
自身の経験から若い親達を平気で叱ることができるくらい、信頼を受け自信を持っていた。
それが最近は高齢者の自動車事故など、良いニュースは本当に少ない。
自分の近所でも、自転車で車道の真ん中をフラフラと走る年寄りもいる。
これが高齢化社会と言われたら怖いのだが、さらに高齢化社会は酷くなり、今後は超高齢化社会になるという。
社会保険の若者への負担だけでなく、ただ生活するだけで若者へ迷惑をかける時代になってくる。
今回の選挙でも若者が日本に生まれて良かったと実感できる社会を目指すと主張する候補者が多いが、実際に何ができるのか?
DXが進んで日常は便利になると思うが、そこから取り残された高齢者は逆にまったく生きづらい。
質問しても訳のわからない横文字で説明されたり、自動音声やAIなどが回答されてもついていけない状態になる。
いったいどうしたらこの高齢化社会という難問を解決できるのだろうか。
希望が持てる政策はこの選挙では見えなかった。
自分でも生きていくのがしんどくなる時代が待っていると思うと、不安ばかりである。