生きづらい時代
今はー恐らく昔と比べて生きるのが難しくなっていると感じる人が増えています。
特に若い人が、そう顕著に感じる傾向にあるそうです。ある調べでは、7割以上の20代が、今の時代に生きづらさを感じていると答えました。
ではなぜ、生きづらいと答えるのでしょうか。
この箕部が、私なりに思うその原因を考えてみました。
結論から言うと、1番の原因はずばり「インターネットの普及」です。インターネットの普及によって、世の中が急速に変化しました。グローバル化、情報化が昔では考えられないほどのスピードで、一気に進みました。しかし私が問題として捉えるのはそんな大きな単位のことではなく、我々が日々何気なく使うデバイスにこそあります。
若者は、日々スマホを1日約3~5時間は平気で触ります。それにより、脳のドーパミンレセプターがぶっ壊れています。
Youtube,インスタグラム、ライン、ソシャゲ、ポルノ、数えきれないほどの娯楽に満ちている。スマホ自体が誘惑であり、それに毎回打ち勝つことは基本的に私たち人間はできません。そうして、何度も何度もその誘惑を体験することで、短絡的な”ご褒美”を求める思考回路が出来上がります。すると、長期的な夢や目標を持つのが難しくなります。地道な努力をして大きな夢を目指すより、目の前にある快楽をより求めるようになっているのです。それが、会社でも学校でも”ほどほどでいい”と思う若者が増えている大きな要因でしょう。
更には、SNSの普及によって、”大量の知人”の情報に触れるようになりました。これが他者との比較癖を作り、優越感、劣等感という2極化した思考を作ります。女優や男優など、昔は雲の上の存在だった芸能人までもが、その”大量の知人”の中に含まれ、同じようにストーリーやタイムラインに流れてくる。有名人と比較しては、自分のここがだめだ、ここがいけないと、完璧主義をめざすようになり、失敗してはならないという考えもうまれます。
将来の明確な目標を思慮深く考えるより、目の前のスマホで遊んでいた方が楽しいと思うのは普通です。私だってそうです。そしてそれこそが、若者からエネルギーを奪い、生きづらくしている原因であるということに、我々は気づいているかもしれない。だが、やめられないとまらない。かっぱせんべいなんだ。我々は今、かっぱせんべいに支配されているんだ。なに?かっぱせんべいじゃなくてかっぱえびせん?そうか。最近~どうも耳が悪くてねぇ。私箕部の属する進政党は、かっぱえびせんを支援していますよ。なぜならその”やめられないとまらない”という力がいかに強力で、人々を支配させやすいか分かっているからねぇ。
それでもこの時代の変化と思考回路の変化に適応できるものこそが、生き残っていくんだ。適応できずにスマホの餌食になる人は、滅びてゆく。それが自然の摂理であることはー明白である。
私が~皆さんにいたのは、頭を使って自分で思考と行動を繰り返していけばそれで今の時代充分ですよということだ。急に口調が強くなったって?なに、私は君たちのような若者を応援していきたいと思っているから、忠告をしているだけだ。人生100年時代、自分の好きなよーに、生きなさい。情報を取り入れ、インターネットと適切な関係を取るんだ。
分かったかね、半沢君。
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