みんなそれぞれ「違う生き物」という考え方
毎朝のルーティンが終わるころ
妻や子ども達が起きてきます。
それぞれが朝の挨拶をして
子ども達は学校に行く準備
妻は朝食やお弁当の準備
それができたら食卓に集まり
全員で朝食をとり
時間になったら家を出る。
こんな時間って素敵ですね。
そして理想的なのかもしれません。
でも現実はというと
起きて早々子ども達の口喧嘩
「いいかげんにしなさい」
と妻の叱る大きな声
下の子の泣きわめく声
落ち着いたかと思ったら
同じことを何度も聞いてくる子ども達
再び始まる子ども達のケンカ
家を出るまで
毎日がこんな感じです。
理想とはかなりかけ離れています。
でも私は
それでいいと思っています。
理想を諦めたわけではなく
現実を受け入れているということです。
そもそも家族とはいえ
皆それぞれの人生なんです。
同じ人間ですが
性格も考え方もそれぞれなんです。
もちろん「夫・父親」という立場で
妻や子ども達のことを守っていく
それは私の役目だと思っています。
だから
家族をまとめて統率する
そんな考えはないんです。
一つ屋根の下に暮らしていても
皆それぞれ「違う生き物」。
カウンセラーになって
そのことをクライアントから
たくさん教えていただきました。
理想が難しいということを。
そしてそれで苦しんだということを。
ただ
私の考えが正しいとは思っていません。
これまたそれぞれの考え方です。
世の中には
家族だからみんな同じ考えを持つべきだ!
この考えを大切にしている父親もいるでしょう。
それもまた
それぞれの考え方です。
でも私はそれぞれが「違う生き物」。
この考え方ができるようになって
朝の光景を感情的にならず
冷静に受け止めて見れるようになりました。
その上で役割をしっかり全うしよう!
そう考えることができています。
だからこれを真似してください。
とも言うつもりはないです。
幾つになっても
「言うことをききなさい!」
この言葉には抵抗がありますからね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?