私にとっても最高顧問でした
『探偵ナイトスクープ』の最高顧問、そして「浪花のモーツァルト」と呼ばれた名作曲家キダ・タロー先生が5月14日亡くなりました。
その訃報を聞いたとき、テレビから流れる芸能人の訃報で初めて泣いてしまいました。
関西に住んでいて、ついつい口ずさんでしまう曲のほとんどがキダ先生の作品でした。
そして『探偵ナイトスクープ』では、最高顧問として毎回視聴者の声を代弁されるかのような意見を言ってくださいました。
私は、この『探偵ナイトスクープ』がスタートした頃は大阪で見ていましたが、その後どこに引越しをしても、ずっと追いかけて見ていました。
キダ・タロー先生が初めて出演された「音痴な信号機」の回は、先生の独特のツッコミに大笑いしながら見ていた記憶もあります。
そして、最後の出演となった4月19日の放送回もリアルタイムで見ていました。
キダ先生が出演された中で、特に印象に残っている回が今年の3月に放送されたものです。
キダ先生が告白されたことはカウンセラーとしても考えさせられるお話しでした。
公共の場で涙ぐみながらお話しされました。
若い頃の過ちとはいえ、ご自身が手を出してしまったことを忘れることなく、何十年経った今でもずっと後悔され、自分の苦しみとして抱えて来られたようです。
もちろん、してしまったことは許されるものではないですが、やった側も辛さや苦しみがずっと残り続けることになる。
そのことを身をもって教えてくれたのではないかと思いました。
番組内のコメントとはいえ、このように人生で大切なことを言ってくださるのがキダ先生でした。
そして、本業の創作活動は93歳になってもやり続けていたとのこと。
そのことも、生涯カウンセラーとして生きていきたい私にとって、最高の指導者(最高顧問)だと思っています。
もうキダ先生に会えないことは寂しいですが、勝手ながら先生の想いを引き継ぎ、これからも『探偵ナイトスクープ』を応援していこうと思います。
最後に、
キダ先生、長い間本当にありがとうございました。
『探偵ナイトスクープ』の大ファンである私にとっては、先生の存在はとても大きく、尊敬に値し、憧れの方でもありました。
番組内での先生のコメントは、厳しさの中に、優しさ、ユーモア、そして番組に対する愛情が溢れ、そのお姿を見ているだけで、泣いたり笑ったり、時に身が引き締まる思いをしたり、画面の中の方とはいえ、私にとっても「人生の最高顧問」と勝手ながら思っていました。
もうお会いできないのは寂しいですが、天国でもたくさん素敵な作品を作り続けながら、番組と私たち視聴者を見守ってください。
何十年後、あちらの世界でお会いできることを楽しみにしています。
<ログ>
朝食 目玉焼きデニッシュ(サンマルクカフェ)
夕食 ご飯、味噌汁、豆腐ハンバーグ、キムチ、カレーパン
摂取カロリー 1,211kcal
歩数 16,427歩
歩行距離 12.3km
アクティブエネルギー 832kcal
睡眠時間 6時間
運動 ウォーキング 5.5Km(9日目)