映画ミリオンダラーベイビー👶を初めて見た!想像と違って固定概念をアップデートできる映画でした。
「ミリオンダラーベイビー👶」ってさ、タイトルからしてお金とか勝負事とかそんな話だと思ってたんだよね。
ところが全然そんな話じゃなくて。いや、ボクシングもあれば血も流れるけど、これはむしろ心の中で戦う話っていうか、もっとこう、深い家族愛の話だったんだよ。
それも「家族」って血縁がどうとかの話じゃなくて、もっと自由な形。なんなら、血が繋がってない方が家族としての絆が強くなるパターンもあるんじゃないかって思った。
主人公のマギーとフランキーなんて、他人なのにまるで親子みたいな関係になっちゃうし。マギーのお母さんなんて…まぁ、血のつながりがあっても、ああいう「ちょっと待って、あんたそれでも親?」みたいな関係もあるんだなと。
むしろ、映画の中で見せつけられるのは、血が繋がってることに固執するんじゃなくて、それを超えて人と人がどう繋がるかってこと。
結局、人生って誰とどこで繋がるか分からないし、縁っていうのは偶然に作られるもんじゃない。
自分から手を伸ばさないと掴めないんだなぁ、なんて思わせられる話だった。
で、振り返ってみると、自分の周りにもいるじゃん、血の繋がりがなくても家族みたいな人たち。
逆に、血が繋がってても「あれ、この人ホントに家族なの?」って感じる瞬間もあったりして…そういう最低な関係を受け入れる勇気も必要なんだろうね。
だから、何が家族かなんてのは、血だけじゃ決められないし、実際問題、誰と心を通わせられるかってことが大事なんだよね。
ってなわけで、この映画を観た後は、家族っていう概念をちょっとアップデートしてみたくなる。
今まで「家族だから」って理由で許してたこととか、「家族じゃないから」って距離を置いてたことが、実はもうちょっと柔軟に考えていいんじゃないかって思わせてくれる、そんな映画だったわけです。