和喰醸酒の宴 #1 磐城壽と浪江の食
お酒を通じてその土地の事を深く知る場として「和喰醸酒の宴」を開催しました。第1回目のナビゲーターには鈴木酒造店 代表取締役 鈴木大介をお迎えして福島県浪江町と磐城壽をテーマに開催
2023年7月7日(金)18時30分〜
福島県浪江町 ”磐城壽” 鈴木酒造店
ナビゲーター 代表取締役 鈴木大介氏
場所:僖二成ル食 京橋
鈴木酒造店は、福島県浪江町の沿岸部にある請戸地区で江戸末期から酒造りをしてきた酒蔵。代表銘柄の「磐城壽」
は、“日本一海に近い酒蔵”として請戸の漁師をはじめ、地域の人々の暮らしに欠かせない祝い酒として親しまれてきた。しかし2011年の東日本大震災の津波ですべてを流失。また、福島第 1 原発の事故により浪江町から避難を余儀なくされる。2011年12月から、山形県長井市の老舗酒蔵を引き継ぐ形で酒造りを再開。
素直に水のよさと米のよさを表現しながら、日本酒が持つ可能性を追求している。浪江町にある「道の駅なみえ」の敷地内には鈴木酒造店の酒蔵が設置されていて、2021年から再び浪江での酒造りを実施。
[献 立]
1品目 前 菜
× 磐城壽 純米吟醸生酒
地元浪江町産コシヒカリを扁平精米、自社酵母で仕込みました純米吟醸酒の生酒です。
2品目 冷 菜
× 磐城壽 貴醸泡酒
山形で事業再開一年目醸造の純米酒を十年間雪室で貯蔵し、これを仕込み水の代わりとした貴醸泡酒。上品な甘さと爽やかな酸味が特徴で、アルコール7%のとても飲み易いお酒です
3品目 温 菜
× 磐城壽 純米原酒 燗酒
福島県浪江の海沿いに蔵がありました。漁師町でもあり漁師たちが魚と共に愛した銘柄です。低温で熟成させ、米の旨味と濃密な味わい
4品目 焼 物
× 常磐もの すずきと一緒に呑みたい純米酒
常磐もののスズキは脂が乗り、甘味・旨味のほか香りがよいのが特徴。
「骨まで脂が乗る」とゆう夏が旬のスズキを楽しむには、塩焼きが最上の調理法。このスズキの塩焼きには、口当たりが優しく、柔らかく、しなやかな旨味がある『純米酒』がマッチングされました。
5品目 強 肴
× 故郷 ふたつ海
故郷がふたつある鈴木酒造店。この上質な味わいが、皆様の希望や勇気に繋がりますように。山形長井で造った純米酒を浪江で貴醸酒に。「故郷ふたつ 海」は、味わい深い貴醸酒で芳醇な味わいが特徴で、食事との相性も抜群
5品目 食 事
食後酒 磐城壽製本みりん「黄金蜜酒」
造り酒屋らしく麹米は酒造好適米「出羽燦々」に、みりんの麹菌ではなく清酒の麹菌を使用したグルコース比率の高い蜜の様な甘さと綺麗な黄金色が特徴
和喰醸酒の宴 コンセプト
お酒と食は、いつの時代も欠かせないものであり
人生を楽しくしてくれるものです。
酒蔵をお招きして、お酒について語り合う場を設けました。
酒づくりに込められた想いを聞きながら
そのお酒に合う食をお楽しみ頂きます。
ゆつたりした時をもつことで 大人の愉しみを
感じて頂ければと思います。
酒蔵・酒屋などお招きして
その土地の食材と一緒に、その土地お酒を楽しみながら酒造りや土地の物などナビゲーターに語って頂きます。
僖ニ成ル食 京橋
住 所:〒104-0031 東京都中央区京橋2-7-8 FPGlinksKYOBASHI1階
電 話: 03-6263-2181
営業時間 昼 11:30~L.O 14:30
夜 17:00~L.O 22:00(L.O.21:30)
土曜・日曜 定休
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