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心穏やかに過ごすために大切なこと:自分への期待値を補正する
今日、知人にとある話をしたのだけれど、思うような反応を得られず、ちょっとがっかりしてしまった。もっと興味をもってもらえると思ったのに、相手の反応はなんだかそっけなかった。
自分の話し方が悪かったかなと少しばかり落ち込んでしまった。しかし、改めて考えてみると、自分への期待値が高すぎたのではないかという気がする。
心穏やかに日々を過ごすために重要なことのひとつは、「自分への期待値を補正する」ということだと思う。以下、その方法について考えたことをつらつらと書いてみたい。
ネガティブな感情の原因を理解する
まず、「落ち込む」とか「がっかりする」とか、ネガティブな感情が生まれる原因のひとつは、「自分への期待」と「現実」とのギャップにある(可能性がある)。例:プレゼンで完璧に話せると思っていたが、言葉に詰まり落ち込んだ。
「自分が何を期待していたか」を明確にする
このようなネガティブな感情を抱いたら、「自分が何を期待していたのか」を考えてみる。例:練習した内容をスムーズに話して聴衆全員に感心されることを期待していたが、これは自分で設定した過度な期待だった。
期待値を調整する
期待しすぎたことが原因だったとしたら、期待値を現実の少し上くらいに設定し直す。この調整により、達成感を得やすくなる。過去の成功体験を参考にしてもよいかもしれない。例:前回のプレゼンでは序論は上手く話せたことを思い出し、「スムーズに話せる部分を増やすこと」に目標を変更する。
改善点を考える
補正した期待値に到達するために、自分が改善できる点を探す。その際は、小さく、現実的で、すぐに実行可能な行動が望ましい。必要があれば調べたり周囲にサポートを求めたりしてもよいだろう。例:
次のプレゼンで話す要点を1分でまとめてみる練習をする
経験豊富な同僚にプレゼンのコツを教えてもらう
大瀧詠一先生も「期待は失望の母」と言ってたしね。
これによってがっかりや落ち込みが減らせるかどうか、しばらくやってみようと思う。