【映画】名探偵コナン 純黒の悪夢。キュラソーに馳せる思い。
純黒の悪夢と言えばやはりキュラソーの最期。
切ない…
瓦礫の中に落ち消息不明かと思いきや、ぶわっ!と息を吹き返す。
次のシーンには既にクレーン車を運転していて、転がる観覧車を止めるために突っ込む。
その時、
灰原哀…シェリーと目が合い少年探偵団がゴンドラの中にいる事に気づく。
キュラソーの手には白いイルカのキーホルダー。それは少年探偵団との絆の証。
意を決し。雄叫びと共にアクセル全開で観覧車に突っ込み続けるキュラソー。切ないBGMが流れ…
観覧車の下敷きとなり、観覧車を止めた。
観覧車に潰された瞬間にとまるBGM。絶望感が増す。
コナンの映画であんなに切ないラストは他にあるんだろうか。
スッキリやスカッとするラスト。ハッピーエンドしか受け入れられない人には賛否両論の作品であるけど、僕は結構好きな作品。
序盤のカーチェイスシーンでの盛り上げと掴みも完璧。そして、命の事を考えさせるビターエンド。
ただ正直、中身はあまり記憶にない…
それくらい、キュラソーのラストに持っていかれてしまう。
本作のメインは黒の組織メンバーのキュラソーが記憶を失い、探偵団と接していく中で大切なモノを取り戻していくことでしょう。
きっと、元々はすごい優しい、善人だったに違いない…
キュラソーの様に、子どもに影響を受けることってありますよね。子どもだからこその純粋さ。心温まる事もあります。
ストーリーを深く観なくても、そういったキュラソーの変化は大人なら考えさせられるモノがある。
純黒の悪夢。
まだ観てない人にはオススメしたい。
読んで頂き、ありがとうございます。
かずと。
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