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「好き」に染まる

意識はしてないのに気づけばそうなってる
好きな人が好きなものを好きになる
あの本が好きと聞くと読みたくなる
あの曲が好きとわかると聴きたくなる
単純な心のシステム

相手を知りたくなるからきっと
確かな、永遠な「好き」なんて存在しがたくて
だから相手の「好き」を探るのは楽しい
「好き」になるのも楽しい
なんて脆くて愛しくて、根拠のない感情

「愛してる」とは違う気がする
そう思う。まだ知らない「愛する」の意味
だからまた「好き」を繰り返す
果てしない無数の新しい「好き」に出逢って
恋をして楽しくてそんな時期を生きる
でもその「好き」は脆くてあっけない

いつわかるんだろう
「愛する」ことはどんな感情だろう
深くて、それは永遠を意味するのだろうか
若くて幼くて、まだ幻想の中にいたい私には、
まだ手の届かない、手を伸ばしたくない感情。

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