舞台見てみたかった〜😭マンガ『ライチ☆光クラブ』
こんばんは。きなこもちです。
小説やマンガが原作のアニメや映画、舞台は結構ありますが、舞台が原作のマンガがあることをご存知でしょうか?
今日は当時カルト的に人気を誇ったという東京グランギニョル上演の同名舞台原作のマンガ『ライチ☆光クラブ』をご紹介します。
あらすじ
秘密結社光クラブはゼラを筆頭に9人の少年たちが構成している。目的は世界征服で、彼らは廃工場を勝手に秘密基地にし、夜な夜な兵器となる人造人間を作っていた。
ついに機械は完成し、動力源となるライチを与え起動する。名はそのままライチとつけた。「美しいものを連れてこい」とライチにはじめての命令をすると、はじめは年老いたおばさんなどおよそ光クラブの面々が納得できないものばかり連れてきたが、ライチの発明者であるデンタクが秘密のプログラムを実行することで、ついに絶世の美少女を連れてきた。このことが終わりの始まりだった…。
うま気持ち悪い
作者は『帝一の國』や『インノサン少年十字軍』の古屋兎丸です。非常に繊細で正確な描写が特徴的な漫画家で、この『ライチ☆光クラブ』もうますぎて気持ち悪いです。結構グロテスクなシーンが出てくるのですが、うまいからこそ余計気持ち悪い。にもかかわらず、なぜかきれいだとも感じる、とても不思議なマンガです。
学ランの少年たちが集会を開く様子など、本来であれば滑稽なはずですが、古屋兎丸が書くとカッコいいんです。キャラクターもそれぞれたってますし、個人的にはジャイボが好きですね。BL趣味はないですが、一番執着心が強く人間的に感じます。みんな人間味溢れてますけどね。
東京グランギニョルによる1985年1986年上演の同名舞台
産まれてないでーす🥺私の大好きな俳優の一人である嶋田久作さんがライチ役を演じていたそうです。嶋田さんは背が高いので、とても迫力があったでしょうね!こういうのは本当に旬な時期に見るのが一番です。
こちらは東京グランギニョルという当時カルト的人気を誇った劇団によって上演されたそうです。ポスターを書いたのが少女椿の丸尾末広だというのもポイントが高いです。グランギニョルとはフランスにかつてあった劇団のことで、猟奇的で暴力的、グロテスクな舞台をたくさん上演していたそうです。なにせ何人が気を失ったかがKPIだったそうですw
なので、東京グランギニョルも大量の血しぶきが飛ぶ表現が使われていたそうですが、一方で過度にグロテスクにならぬような演出もされていたとか。この辺は調べて知ったところですが、この目で見てみないとどうもわかりません。ますます見れなかったことが残念でなりませんね😢
おわりに
1巻のみで話自体は意外とさっくり終わります。なので興味のある方はぜひ読んでみてください。
ちなみに2012年、2013年にも舞台化されていたそうですが、私は東京にいなかったので、やはり見に行けないですね😢