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余裕がないときこそ高跳びをしたがる

つい心に余裕がなくなるときがあります。
それもけっこうな頻度で余裕をなくしている自分がいます。

なぜなんだ?と考えてみたら、結局人と比べて焦ってしまっているからなんですよね。
ここに尽きるのです。

まだ自分の目標に追いついていないのに、すでに到達している人たちのところに全速力で高跳びをしに走り出すけれど、もちろんそのバーを越えることは出来ずに、返り討ちに合います。

私は自分でもしっかりと認識をしているのですが、自己肯定感がとても低いです。

いつも周りがどんなことをしていて、どんな成功を収めているのか、そしてどれだけキラキラしているのかを見てしまうのです。
見れば見るほど、自分にはないものが目の前を通り過ぎていき、気が付くと「私はそんな風になれないよ」とひとり悲しみに打ちひしがれています。

でも、改めて自分を客観的に見てみると「そんな風になれない」って思うのはいいけど、悲しむ必要はないんじゃない?ってことに気が付きます。
だって、私はその人じゃないから。
その人になれなくて当たり前なんです。
人によって持っている才能が違うことすら忘れてしまうのは、あまりに情緒不安定過ぎますね。

憧れの人がいて、その人のように生きたくてコツコツ努力をするのはいい。
でも私の場合、その努力をすっ飛ばして、背伸びをしてしまうことに問題があるのです。
背伸びしている自分を大きく見せているのって、はたから見るとかなり滑稽に映っている気がします。
現代風にいうならば「痛いヤツ」なんですよね。

でも今は、SNSなどで求めていない情報まで流れるように目や耳に入ってきます。
自分が自己肯定感が低いと認識したならば、そういった情報を吸収しないようにする意識が必要かもしれないと思っているのです。
そうすれば、おのずと自分の世界が守られます。
そして、自分の欲しい情報は自分で取りに行けば良いのです。

すぐに一発逆転的な結果や成功を求めてしまうのは、それだけ「変わりたい!」と思っている自分がいるからなのでしょう。

でも高跳びをしたところで、いつか化けの皮が剝がれるのです。
そうならないよう、なりたい自分になれるよう、日々少しずつ歩んでいこうと思っています。
五歩進んで三歩後退しても、確実に二歩は進めているんですよね。
そう思うと「私やるじゃん!」って、自己肯定感が低い私もガッツポーズです。

ついしてしまう悪い癖は、理性でしっかりと抑えていかなければですね。
昔よりはだいぶまともになった気はしていますが、自分への戒めのため、noteに残しておこうと思いました。

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