なわのわな8日目
お米を食べたい気持ちがあれば
なんだって炊ける
普通の鍋でご飯が炊けると教えてもらったので、はりきって昨晩からお米の浸水をして準備。
朝イチでやってみたくて、ちょっと早めに起きて火にかけてみた。芯はやや残したまま、水分を含んでいる分ふっくらとした炊き上がり。焦がすことなく、いい加減になったと思う。
一人暮らしをしていた時は、土鍋で炊いてお櫃に移して食べる生活をしていた。その次は電子レンジでお米を炊いて、今はもっぱら炊飯器にお任せしている。今回、新たなご飯の炊き方として鍋が加わった。
お米を食べたい気持ちがあれば、工夫次第でどうにでもなるもんだ。ちょっとだけ生活力が上がった気がする。
ご飯を蒸らしている間に30分ほどお散歩。朝立ち後の雲は芸術的な美しさだった。
ここ最近、自宅にいると読みたいなと思う本はあるのにずっと読めなかった。開いてみるけど全く内容が入って来なくてすぐに閉じる。
名和に来てみたら、なぜか読めるようになった。ちょこちょこスマホ開いちゃったり眠くて同じところをなぞってしまうことはあるものの、読もうという意欲がちゃんと続いている。
ここにいるうちに読んでおかないと読めないというタイムリミットを感じている部分はあるだろうし、それ以上に環境の変化は大きいと思う。自宅だと他のことに気を取られて集中できないけど、カフェならできるみたいな。
自分が変わるのは相当難しいから、強制的に環境を変えるしかないのかな。それでもできないことも変わらないこともあるだろうけど。結局は意志があるかどうかな気がするが。
生きていく上で気持ちと環境と道具は、どんどん取捨選択していく必要はあるよな。そのタイミングを掴みにいけるかどうかだよな。