なわのわな6日目
掃除と草刈りをして
梨と向き合って
焙煎に胸を焦がす
寒い。めっちゃ寒い。台風が秋を連れてくると思ってなくて、半袖ばかり持ってきてしまった。ギリギリ上着はあるけど鳥取の気温変化を見誤った。というか、もう9月下旬なんだから予想できてなかったのが悪かったんだな。荷物の軽量化を図りすぎるのも、季節の変わり目では問題かもしれない。
午前中は、なわほで月に2回開催している「そーじのわ」に参加。自分たちが使っているところを、人任せにせず掃除するって大事。利用する時にキレイに使おうと思うし。
裏にある側溝の草抜きと泥出しを1時間ほどやった。1人でやるとしんどいけど、2人でやればおしゃべりしながら楽しくできるのがいいところ。朝からお掃除したから体も気持ちもスッキリ。目も覚めたしいいこと尽くしだった。
お掃除の後はコーヒーとおやつタイム。
鳥取県産の梨を食べ比べしてみた。
左は秋甘泉(赤梨)で右は二十世紀(青梨)
秋甘泉の方は皮が赤っぽく甘味が強め。
二十世紀の方は皮が青っぽくやや酸味がある印象。
普段は何気なく食べてしまっていて、この2種類もバラバラに食べていたら甘くて美味しいなで終わっていたはず。だけど、真剣に集中しながら食べ比べてみると、発見があったり調べてみたくなるから、そのものを知ろうとするきっかけになっていいな。
コーヒーの焙煎を体験させてもらった。
生のコーヒー豆を初めて嗅いだんだけど、とても青臭くてびっくりした。正直苦手な匂い。この豆から、少し甘みを含んだいい香りになるなんて想像ができない。焙煎は偉大だ。
コーヒー豆を150gはかり、Bluetoothで使える焙煎機でスマホを操作しながら深煎り開始。
予熱してから2回クラック(ハゼ)したタイミングでボタンを押して、最後は冷却すればいい。はずなのに焦げた。
なぜ失敗したか分からなくて悔しい。原因が分からないのが本当に嫌だ。次に活かせなくてどうしようもない。コーヒー豆を無駄にしてしまったのも悔しい。豆によって焦げやすさとかあるんだろうか。浅煎り向きとか深煎りむきとか。苦くなっただろうから、コーヒーゼリーやティラミスなどを作る方がいたら使って欲しい。他の豆と一緒に挽いたら味のバランスとれるのかな。
コーヒー焙煎機だけど、これで大豆の焙煎をしてきな粉が作れそうな気がする。
浅煎り・中煎り・深煎りを選択できて、細かくこだわったコースもある。大豆も豆だし、煎っていると破れるから原理は一緒のはず。もし成功できれば、安定的な味のきな粉を作り出せるから好みの味を量産できる。試させてもらえないかな。
焙煎は奥が深いわ。ちょっと焙煎の勉強したいかも。成功するまでコーヒーもきな粉も何度でもやりたい。
草刈機の体験もさせてもらえたので、ぶん回してきた。
腕とお腹への振動がものすごいけど、草をどんどん刈っていけるのが爽快。人間のエゴ全開だから、倒れゆく草花と逃げていく虫に申し訳なさはあるけども。技術力と経験は比例しそうだから、機会があったらまたやってみたい。細かいところまで刈れるようになったらスッキリ感が増しそう。
いいとこ取りで、さまざまな事をちょっとずつやらせてもらえてつまみ食いデーだった。
遠くに来てるからとかじゃなくて、日常的にこんな日がたくさんあるといいな。