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Photo by
usabareni
今年はこの言葉をお守りに
1.4(sat)
引いたおみくじに書いてあることばを読み返す。
何事も慎み退屈せず時をまてば必ずよし
「退屈せず」かぁ・・。
「暇。なんかいいことないかな~」とかすぐ思ってしまうわたしにとっては、ギクりとする言葉だ。
ふと隣で作業している夫に目をやる。彼はいつも全然退屈しておらず、常になんかしている。登山にいったり、競馬やアニメを見たり。ちなみに今は、プラモデルを作っている最中だ。
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もしもこの世に手帳を書いたり文章を書いたり読んだりするという概念がなかったとしたら、ぞっとする。きっとわたしの人生は、今よりめちゃくちゃ退屈人生なことだろう。
そう思うと「書く」ことは、尊い。日々あることないこと「書く」ことを暮らしに取り入れることは、1日を通して背骨が一本しっかりと通っているような気になる。背骨がないと、どうもぐにゃる。
どんなに退屈にみえる1日でさえ、何か書こうとなると、何かを見つけようとするから、何かが見えてくる。そんな感じ。
その「何か」は、できれば何気なくとも「すてきなものごと」がいい。
猫の寝ている姿や窓から差し込む陽の光、あたたかいスープのことでも良いだろう。何でもいいが、すてきがいい。
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「すてきなものごと」を見つけることは、背骨、つまりは自分軸というやつなんだろうか。まぁ、あてる言葉はなんでもいいか。見つけるといっても、むやみやたらと探すというより「時をまてば」に近いのかもしれない。
改めておみくじの言葉を見てみる。
何事も慎み退屈せず時をまてば必ずよし
ずっと書いていく人のお守りみたいな言葉をいただいた。
2025年の指針にしよう。
おしまい
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