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39歳、独身の恋愛観

仕事のお昼休憩にアマプラで「おんなの幸せマニュアル」という
台湾のドラマを観始めた。趣味の編み物をしながら。

このドラマの主人公も私と同じく39歳の独身女性で
先日「ずっと独りでいるつもり?」を観てからなんとなく
独身女性モノが観たい気分で

それはきっと私の周りに一緒に独身を愚痴れる同世代の独身女性がいないから
映画やドラマを通して共感したい気持ちがあるからだと思う。

ドラマ自体はまだ序盤しか観ていないので感想を書く段階でもないのだけど
そう。私の周りは皆、結婚している。
毎月のように会う後輩の女の子がいるけどその子はバツイチで結婚の経験がある。

なのでまっさら独身なのは私だけ。

少し暗い話になるが、私は1年前に子宮を全摘出している為子供が出来ない。

独身、パート勤務、一人暮らし、両親もいない為頼れる人がいない。
だから結婚して安心したいという気持ちが強かった。

しかし、その気持ちは自分を苦しめるだけで
自分にとって全くメリットのない感情だという事に気付き
子供も出来ないから焦る必要もないし、結婚について考えるのをやめた。

やめたはずなのに独身女性を描いた作品が観たいと思う矛盾。


私は元々恋愛にあまり興味がなかった。

デートをする時間よりも自分の趣味に時間を費やす方が楽しいと思っていたのと
自分の趣味の時間を削っても会いたいと思える人に出会わなかった。

33歳まで彼氏がいたことがなく、ふとした成り行きでそろそろ人と付き合ってみるか、と付き合ってはみたが
そこまで好きじゃない相手だったのでデートなんかほとんど行かず
自分の時間も取れないし、別れたい、一人になりたい、と常々思っていた。

そんな事を思いながら5年も付き合っていたのも
”緊急連絡先が無くなる”という不安だけだった。

39歳、独身。

もっと色んな人と付き合ってみても良かったのでは?と思われるかもしれない。
けれど、私は今まで彼氏がいなくても良かったな、と思ってる。

恋愛経験がない事、少ない事に対して劣等感を持つ必要はないと思う。

恋愛は人に認められている事とイコールに思われるかもしれない。
けれど、沢山恋愛していたって人としてろくでもない奴はいる。
結婚していたってクソみたいな人間だっている。

人として優れているから、恋愛ができて結婚しているわけではない。

極論を言うと。ただ、似たモノ同士がくっついているだけ。

私はそう思うので、自身の恋愛経験の少なさは気にしないようになった。

幸い私には友人がいる。
自分を緊急連絡先してもいいからそんな男とは別れろと言ってくれた友人もいて
今はその言葉に甘えてその友人が私のライフラインになっている。

自宅で孤独死しても、市役所の人が葬ってくれる。

そんな事を思ったら無理に結婚相手を見つけなくてもいいかな、なんて。
決して結婚を諦めたわけではないのだが

結婚しても独身でも、幸せに自分らしく生きられたらいいじゃない!

その気持ちで私は今日を生きている。
孤独死してしまうなら、悔いのないように楽しく生きてやる!と。


ちなみに、編み物をしながらヘッドフォンをしてアマプラを休憩中に観ていると
休日の過ごし方となんら変わらないので休憩が終わると
毎回「あれ?ここどこ?何しにきたんだっけ?」と思う。


新生LinkinPark。ワールドツアーが日本で見られないのとても残念。
ざっくりLive stream観たけど、明日にでもゆっくり全編観よう。

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