再ビ職ニ就ク。
3月に仕事をやめてから早3ヶ月。
自分と向き合い、好きなこと、興味、どう生きていくべきかを考え、「早く仕事を決めなきゃ」とは思わないようにして、のらりくらりと、穏やかな日常を過ごしていた。
が、親しい友人の転職内定を聞いてからか、自分でもよく分からないが、あるタイミングでスイッチが入り、一気に選考を受け、3社から内定をいただき、そのうちの一社に、7月から勤めることに決めた。
今日は、仕事をやめてからの期間のことと、今回の退職〜転職を経験した上での今の心境を綴ろうと思う。
仕事を辞めてからの歩み
前職の会社から退職にあたる書類が届いて、退職したことを実感。
年金やら保険やら失業申請やら、これまで対応したことのない手続きを行う中で、当たり前に生きていたようで、色々な制度に、自分が組み込まれて、生存していたことを実感。
先述した通り、すぐに転職活動は開始しなかった。
だからといって、昼夜逆転みたいな生活を送っていた訳でもない。
昔の習慣のせいか、朝は7時くらいには起きてしまうので、以前より実家の家事を手伝った。パンを焼いたり、料理を作ったりしていた。このまま、逃げ恥のみくりさんみたいに家事代行できないかなんてことも考えた。笑
そして、3月から始めた、DMM英会話をほぼ毎日受け続けた。あとは週に2回、知人から、オンラインでヨガとゆる〜いトレーニングをしてもらっていた。
いうなれば、活発なニートであった。
転職活動をぼちぼち始めた。
以前一度、転職エージェントを利用したが、苦手意識を抱いていたので、最初は使いたくなかった。そのため、ネットで気になる企業を見つけては、会社見学にいったり、アプリでベンチャー企業の方とつながって話を聞いたりしてみた。
決して近道ではないかもしれないが、本当に世の中には、いろんなことをしてる大小様々な会社があって、会社の成長速度も様々だということが、身をもって分かった。
会社を決める=働き方を決めること だと思った。
どう働くかは、自分次第だし、そこに正解不正解もない。今こそ、働き方にセンシティブな世の中だけど、本人が納得していれば、どんな働き方だっていいと思う。
逆にいくら事業が魅力的でも、自分がキャパオーバーになってしまっては意味がない。
色んな会社を見る中で、「自分はここまでは頑張れないな」とかそういった感覚を得るようになってきて、自分に合っている会社像がわかってきた。
自分の軸が大分しっかりしてきたので、もう一度エージェントを使ってみようと思い直した。やはり求人量でいくと、エージェントを使うのが1番だし、一度使っただけで判断してもいけないと思ったからだ。
結果、使って良かった。
今度の担当の方は自分に合っていたし、自分も転職に対する方向性が定まっていたので、転職活動もスムーズに進んでいった。
そして、ついに内定をもらった。
前職経験のあった事務職と、興味を持っているマーケティング職に絞って会社を選んでいて、最終的にはマーケティング職として内定をいただけた会社に、歩みを進めることにした。
最終的な決め手としては、
・社員の方の雰囲気が自分に合っていること
・自分が興味をもてて、成長するであろう市場
・自分がキャリアを形成する上で役立つ知識が学べること
これらのことから決断を下した。
ニートを経験して
今回、私には"無職"期間があった。
美容サロンを予約したとき、職業欄に、"無職"と記入して、少し、抵抗感のような、不安のような感情を抱いた。
スーツを着た人が忙しく電車に乗りこみ、学生たちが下校してくる中、時間に縛られず、のんびり街を歩く自分。時間軸が自分だけ違っているようだった。
時間を自由に使えた分、ストレスフリーな生活を送っていたからか、肌荒れが治った。以前より自分の体に気をつかうようになった。適度な運動と、バランスのとれた食事を意識することで、体調が良いことを体感した。
そして、自分の人生を広く深く考えられるようになった。これまでの人生、思い切った決断をすることに対する恐怖があり、フツウでないことを考えることを避けていた。そこを今回受け入れられるようになったことが、1番の成長だと思う。
内定をいただいたとき、もちろん嬉しかったが、舞い上がるようではなかった。それは、内定をいただくことが目的ではないことが、聡明であったから。
よし、一歩進めたぞ。こっからだ。
と、身が引き締まった。この選択が正しいかどうかはまだ分からないが、後悔はしない。こっからは自分の頑張り次第だ。
会社が決まったから、一点にとどまり続け、休日を遊ぶことだけに消費するのではなく、色んな世界を覗いたり、学ぶことをやめず、自分の人生を貪欲に模索していきたい。
ちょっとずつ自分にあった生き方ができるようになっていけばいい。
そんなこんなで、6月はバタバタして、noteの更新が遅れてしまった。noteも自分の人生を見つめ直せるツールのひとつ。
仕事が始まってからも、コツコツ継続して更新していきたい。
では。2021年後半も楽しく生きていきましょう。