エレガントに身体へ問いかける
夜になると体が冷えてきました。
室内で長袖インナー+タートルネックでも寒い。
あきらかにいつもとは異なる寒さ。
これはドキドキです。
いまのうちに対策を講じればなんとかなるのがこれまでの経験から分かっています。
一人暮らしでの風邪引きや病気はとにかく悪化させないように細心の注意をはらいます。
(だって誰もお世話してくれないもんね。トホホ〜)
まずはダウンベストを着て暖をとりました。
まだ足りません。
次からは動物的本能のほうへギアを入れ替えました。
知識よりも野生のカン。
「さぁ、私。どうしたいの?」
体に問いかけます。
(首の後ろが寒い。そんでもってダウンベストから出ている腕が寒いよぉ)
「オッケー!」
「これでどう?」
(まだ分かんない。温かいレモン白湯が飲みたい。あとナッツとレーズンも)
「よっしゃ!待ってて」
「少しはマシになった?」
(足が寒い。足首が寒いよぉ)
最近コンビニで買った暖かい靴下を今履いている夏用靴下の上に履きました。
(なぜ夏用なんか履いてる、、、)
はぁ。
足首があたたまるとホッとしました。
でもやっぱりまだ足先が冷えます。
足のリンパマッサージをしました。
いつもはポッカポカになるのに少しだけポカポカ。
(こーなったらアレだ)
ジャーン!
↑
これは私の緊急お助けグッズです。
これを床に敷いて足を乗っけておくと、とーってもポカポカするのです。
その昔、結婚していた頃に自宅で仕事をすることが多かったのです。
仕事部屋には床暖がありませんでした。
何時間も席から離れられない緊迫した仕事でした。
(当時は電話通訳をしていて、5分で終わる時もあれば10時間に及ぶことも)
そこで私が熱い眼差しで着目していたのがこの梱包資材。
試しに足の下に敷いて仕事をしていたらポッカポカじゃありませんか。
ですが、そのうちにダッサーくてエレガントじゃないことに気づきパソコンと繋げる電気ブーツのようなものを購入したのでした。
(それはそれで別のダサさがある)
その懐かしいダサダサ梱包資材。
最近、虫の知らせだったのか非常用に取っておいてたのです。
まさか使う日が来るとは思いませんでしたが本当にその判断は正しかった。
早速椅子の足元に敷いて足を乗っけました。
うわぁ、、、
あったかーーーーい、、、
とろ〜んと顔が緩みます。
あっという間に足がジンジンと熱くなりました。
もうね、これはやった人にしか分からない気持ち良さです。
カイロとダウンもやっと体を温め始めてきて寒気は治りました。
さらに自分の中の本能に問いかけます。
「さぁ。どう?他に何か希望はある?」
(水が飲みたい。たーくさん飲みたい)
(レモン白湯をもう一杯飲みたい)
すごいですね。
ビタミンCを摂取して水分を補給して毒を出そうとしてるのでしょうか。
飲み物を補給したあとに最後に念押しの問いかけをします。
「もう大丈夫そう?」
(ジーンズが寒い。風が下から入ってきて寒い、、、)
なるほど。
私の部屋用ジーンズは裾の幅が広いのです。
生地は厚いのですがその裾からヒューヒューと風が足全体に当たって心地よくありません。
私はこれ以上暖かいボトムスがないので薄手の綿のモンペに履き替えました。
あらま。
ビックリ。
ジーンズに比べたら生地は薄いのに足首にゴムがあるのでものすごく暖かいのです。
早速靴下の中にモンペの裾も入れてみたらパワーが強まりました。
仕上げに腰にカシミヤのストールを巻きました。
もうお出かけ用なんて言ってられません。機能性重視です。
そのとたん全身が熱くなりました。
あんまり熱くなったので再び長袖ダウンからダウンベストへとチェンジ。
(はぁ。なんとか乗り越えた)
あとはダメ押しに寝る前に葛根湯を飲んで汗を出してたっぷり睡眠を取る予定です。
私の何年も変わらない風邪対策の常備品は、
「ホッカイロ」
「葛根湯」
です。
これで何年もヒヤリハットを乗り切ってきました。
こういう時、フリーランスのメリットは、とにかく家で寝て治せることです。
仕事が来ても断れば良いだけですから。
ちょっと寒気がするなぁと思ったら暖かくして、とにかく回復するまで何日でも寝るということを昔からしていました。
今回は体に直接問いかけてみることを試みてみました。
結局のところ、一般的に言われている風邪対策と同じことを求めていたことが面白かったです。
特にレモンや水分を欲することが新たな発見でした。
体が冷えたことは思い当たることがわんさかあります。
生乾きの髪で美容院へ行ったこと。
(美容院の日なのに忘れてシャンプーしてしまった。ダブルの反省)
空腹&水分補給しないままにアチコチ人混みを歩き回ったこと、
体が冷える食べ物を食べたこと、
などなど。
いやぁ。これを食べたとたんに寒さが一気に加速しました。
でも、美味しいんです。
キャベツにほんのりと塩とレモンとお酢を入れて袋に保存。
名前を付けるとしたら「浅漬け」になるのですが味は塩気は感じない程度。
ほぼキャベツそのままに近い状態なのですが、ほんのちょっとの塩が最高にキャベツの甘味を引き出してくれるのです。
これが美味しくてやめられない。
冷蔵庫保存だからいつも冷たい状態で食べるしかない。
そして体を冷やしているんですね〜。
冷たいものは控えないといけないと頭では理解しているのですが、野菜によっては生のほうが好きなものがあるのでどうしても調理したくないのでした。
でもちょっと意識して体を温めることをしないとなぁと実感した今日でした。
今日はショッピングモールをぐるぐる。
美味しいパンやチーズ、お惣菜を物色したもののピーンと来なくてトボトボと手ぶらで帰りました。
自分で作ったほうが幸福感がある感じがしました。
本当は面倒だから作りたくないのです。
ですが、なんとなく食の満足度が自炊へと変化していることに気がつきました。
いよいよお料理コンプレックス卒業のステージへと入ったのでしょうか。
(そうだったらいいな、、、)
私は今日もエレガント。