エレガントな薔薇。エレガントなごはん。
秋冬仕様に手の爪を伸ばし始めて2週間が経ちました。
日常の動作も変わってきました。
大雑把にガツガツと家事や掃除ができなくなりました。
まもなく食器洗いにてゴム手袋着用になりそうです。
面倒くさいけれど塗ったジェルを守るため。
1ヶ月間綺麗に保つにはエレガントな所作動作が必要になるのです。
そう。
エレガント道は険しい修行の積み重ねなのです。
あともう2週間ほど伸ばしたら完成です。
そんなエレガント修行僧の私。
今日も試練が待ち受けていました。
『楽器体験』
イベントにでくわしてしまいました。
いつものように土曜日はカラヤン広場の市場へ買い出しに行きます。
今日は市場がすみっこへ追いやられて広場にはステージやら楽器メーカーのブースが並んでいました。
打楽器や鍵盤楽器、ハープなどなどがあります。
こういう時、私はとにかく片っ端からやってみたい!
でも、たいてい子連れの子供中心に体験しているので熟女独りで乗り込むには勇気が要ります。
去年は天候か何かの影響でこのイベントは人がほとんどいませんでした。
それをいいことに私はアコーディオンブースに行きました。
メーカーのスタッフがフランス臭漂う音色に設定してくれたら私のスイッチが入りました。
『パリの屋根の下』
だったか『〜空の下』だったか
気分はパリ。
(行ったことないけど)
3拍子の曲を弾き始めました。
2秒後には撃沈。
鍵盤ではちゃんと弾いていたのに音が
「ぷす〜ふがふが〜」
息も絶え絶えのふぬけ音しか出てきません。
(アコーディオンの蛇腹を動かしていなかったからよ。わはは)
そのリベンジをしたかったのに、、、
私の爪〜っ!
体験できないと思うほどに余計にやりたくなるのが人間の性です。
ハープのブースでは熱い眼差しで楽器を見つめ、
電子サックスのデモンストレーションを見たら思わずパンフレットが欲しくなっちゃいました。
(だってリコーダーの指使いで吹けるのよ)
鍵盤メーカーでは家具の
『カリモク』
とのコラボデザインにて素敵な電子ピアノが置いてあります。
(あーぁ)
と思いながら美しいデモンストレーターのお姉さんがたの演奏を聴いていました。
1曲目から
「スペイン/チックコリア」
をぶっ込んでくる美女2人。
(電子グランドピアノと電子サックス)
この曲はジャズでは難しい曲です。
「かましてやる」
「ぶっ込んでみる」
という表現がピッタリだと私は常々思っています。
「すごいでしょ?カッコいいでしょ?」
と鼻穴フガフガしちゃうような感覚。
久しぶりに生でこの演奏を聴いた私は見事にドヒャーっと「かまされ」ました。
テンションが上がり笑顔になって、体がビクっビクっと動いてしまいます。
ところがサックスのお姉さんが同じ箇所でモゴモゴと上手く吹きこなせません。
(あぁ、私と同じ所でつまづいてる〜嬉しい!)
と、いじわるkinaに変身しました。
この曲は私もよくボーカルさんや他のソロ楽器練習のためのピアノ伴奏でやりました。
そしていつも弾きこなせずにモゴモゴごまかしていたのです。
(ウヒヒ。私だけじゃないんだ)
さて。
爪が長くても出来る音楽。
(やっぱりカラオケだな)
と、決意も新たにまたいつかヒトカラを楽しもうと思いました。
↑
いつもの私の聖なる場所の前に立ちます。
今日は珍しく黒い御影石に掘られた聖句が肉眼でハッキリと見えました。
これは写真に収めねば!
と撮影したらやはり文字はまったく写りませんでした。
その聖句の言葉は必要な人にしか見えない。
やっぱり不思議な不思議な場所なのでした。
この柿、野生的でしょう?
お気に入りの農家さんのお庭のものです。
おにぎりとベーグル以外はすべてその農家さんから買いました。
昨日買った薔薇の花。
部屋がエレガントになりました。
こんなにも華やかにゴージャスにしてくれる生花の存在って素晴らしいですね。
私の場合は買うまでに勇気が要ります。
ついつい消耗品扱いをしてしまってコスパを考えちゃう。
そして買った時にはいつも
「もっとたくさん買えばよかった〜」
と思うのでした。
昼間に醤油に漬け込んだ
「シソの実」
が気になってたまりません。
えーい。
もう夜遅いけれどご飯炊いちゃえ!
私は今日もエレガント。