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エレガントな日常/噂話にウットリ

ネイルサロンの日です。

毎度のことながら余裕なく身支度をします。

シャワー浴びて髪を乾かして、、、なんてやっているとすぐに時間が迫ってきます。

部屋の換気もベッドメイキングも、な〜んにもルーティンをしないままに慌ただしく出かけました。

今度こそは午後のゆっくりした時間に予約しようと思うものの、いざ予約をしようとすると午前中に入れてしまうのです。

(なんでだろう??)

最近、施術担当をしてくださる人を変えていただきオーナーさんご指名にしました。

(特に指名料はナシ)

そもそも私はオーナーさんが大好きでずっとこのサロンへ通っていたのでした。

毎回楽し過ぎて笑いころげて充実したひとときを過ごしています。

ユーモアや感動するツボが似ているオーナーさん。

私自身も気を楽にして失言レベル、放送禁止レベルを話すことが出来るのが嬉しい限り。

こちらの真意を汲んでくださる相手というのは本当に宝物だなぁと思います。

たいてい笑いすぎて涙か鼻水が出ちゃうものだから、着席をするとまずはティッシュを傍らに置いていただくようお願いしています。

今日もティッシュをぐっしょりと濡らして帰ってきました。

家計簿/帰り道でのお買い物


オーナーさんとの会話の中で話題は先日記事にも書いた私の憧れのマダムのことになりました。

87歳の突き抜けた気品と美しさをもつマダム。

常に真っ赤なマニュキアを長〜い爪に施しておられます。

私はマダムとどこかでバッタリお会いした時はたいてい舞い上がってしまいエレガントに会話ができません。

「本当にお美しい」

「存在自体が縁起モノです」

「エキスを分けてください(浅草寺のお線香の煙を手で掬って自分にあおぐ仕草をしてしまう)」

など、自分でも何を言っているのかと恥ずかしくなるものの、焦れば焦るほどに変なことを口走ってはトホホとなるのでした。

でもそんなことを何回か繰り返しているうちに徐々に舞い上がりレベルが落ち着いてお話ができるようになってきたのです。

2日前にバッタリお会いした時、私はいつものようにマダムの美しさを褒め称えました。

そんな時のマダムの答えはいつも決まって

「まぁ、、、そんな、、、。
わたくしそんなこと一度も言われたことがありません、、、
(目をまん丸くして毎回驚く)」

でも。

一昨日の答えは少しだけ違っていました。

「そんなことを言ってくれたのは亡くなった主人だけ、、、」

(わぁっ!ご主人はマダムの素晴らしさをちゃんと口頭で伝えてたんだ!素敵だなぁ)

おそらく昭和一桁生まれの世代と思われる男性が妻に向かって賛辞を送るなんて、、、と私は感動していました。

今日はネイルサロンにてその旦那さまの話題を小耳に挟んだのです。

(マダムからじゃなくてオーナーさんからね)

旦那様は会社経営者だったそうです。

早くに亡くなられたそうですがマダムがそれを引き継いでおられます。

旦那様は先見の明を持っておられ、今の時代にも通用する分野にいち早く目をつけて会社を成長させていたようです。

私が今日1番感動したことは旦那さまは

「全ての物に特許を取らない」

スタイルを貫かれたとのこと。

それよりも良い技術や物は出来るだけ多くの人たちと分かち合って、共に発展していく世界を望まれていたそうです。

私も(僭越ながら)その考えに深く同意します。

良い情報や技術、物は1人でも多くの人に届くほうがむしろ国も世界も人も喜びに包まれると思うからです。

ですからYouTubeやnoteのようなものは欲しい情報を無料にて受け取ることが出来るのでいい世の中になったなぁとしみじみ思います。

マダムはいつも上質なお召しものを着ておられます。

どのお洋服もおろしたて新品に見える輝きです。

ですが、たいていは数十年前のものとのこと。

先日は黒のコートに襟元には黒の暖かそうなファーがついているものをお召しになっていました。

(生地もファーもきっとものすごい素材なんだろうなぁ、、、)

どこぞのテーラーさんにあつらえてもらったように見えます。

ですがそのコート。

驚くような感動的ストーリーがありました。

コートのお手入れに関して旦那様の素晴らしい感性が取り込まれていたのです。

(あ、重ねて言いますがすべて又聞きの噂話よ。マダム→ネイルサロンオーナーさん→私)

旦那さま曰く、

「上質なコートは脱いだら毎回ブラシで汚れを落とすだけで充分。クリーニングは不要」

と言われていたそうでマダムはクリーニングに出さずにブラシで整えているそうです。

マダムは旦那さま一筋。

早くに亡くされていてもその教えをきちんと守り抜いて旦那さまを愛してらっしゃいます。

会社も守り抜いて今でも大手企業の方々が教えを乞いに出入りしてるそう。

(もう感動しすぎて感受性センサーのメーターが振り切れる私、、、)

さて!

そんな感動秘話の中にキラリとトキメキを感じたことがありました。

「ウール用の汚れ落としブラシ」

です。

昨日、コロコロでストールのゴミを取っていました。

そしてコロコロを見るたびにゲンナリしてしまうのです。

(エレガントじゃないよなぁ。でもこんな役に立つ優れものはないんだよなぁ。コロコロ。コロコロ。ビリビリっ。あっ手にくっついた。メリメリ。ブラシ欲しいなぁ、、、)

ウール用ブラシは昔から欲しい一品でした。

ただ値段がネックで購入にしぶっていたのです。

昨日の今日にそのブラシのお話を聞いちゃったら、もうこれは天からのお告げ。

ブラシを買うことまでは即決断しました。

あとはどこでどんなブラシをゲットするかを考えるのみです。

コロコロは今のロールが無くなったら処分したいと思います。

私の今の生活ではほぼコロコロは使いません。

何よりも場所をとっていつも邪魔だなぁと思っていたからです。

あぁ、ブラシを入手したらさらにエレガントな暮らしになりそう。

脱いだコートやストールにブラシをかける自分を妄想してはウットリ。

(ちょっと面倒くさそうだけどエレガントになるためならやる!)

マダムよりも濃い赤に。
バッグは一昔前に買ったものを再利用


先日購入したウォーターサーバーとグラスがとても良いです。

思ってもみなかった効果がありました。

それは、

「所作動作がエレガントになる」

です。

このガラスの底は見た目以上に相当重いのです。

片手で持ち上げられたとしても、グラスに注ぐ時に傾けるのも一苦労。

なので自然と右手は細い部分を握り、左手は底を支える形に"なってしまう"のでした。

さらにグラスに入れる時も狙いを定めないとドドドーっとあらぬ方向へ注いでしまいそうになるので、

「そーっと」

「ゆっくり」

に"なってしまう"のでした。

お水が入ったグラスもこれまた底が重い。

どうしても左手で底を支える所作に

"なってしまう"

つまり、これは

「エレガント養成ギプス」

のような役割として活躍しています。

『エレガント養成ギプス』
何をどうやっても所作が美しくなっちゃう


これは『大リーグボール養成ギプス』/巨人の星
(イラストはネットより)


7日間チャレンジ4日目。

ウエストやお腹のエクササイズをお湯が沸くまで、コーヒーを蒸らす間、やりました。

今日もクリアできて一安心です。

(一緒にチャレンジをされているあなた様、本日もおつかれさまでした)

私は今日もエレガント。

家計簿/アメリカ系列パン屋は高い
カリフラワーほくほくして美味しい
おかわりカリフラワー。全部食べちゃった。
今日も野菜の摂取が偏っています。

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