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エレガントな日常/年内に決着つけたいリスト全制覇

『年内に決着をつけたいこと』。

ノートにそう書き綴った14項目は着々とこなされて、本日ついに14個目のファイナルを迎えました。

それは

「皮膚科へ行くこと」です。

私は医療機関が苦手なので、これはおそらく実現しないかもしれないなぁという気弱な心でした。

というのも緊急性もなく、なんなら治療してもしなくても良い足の甲にポチッとできた硬い皮膚。

年に二回ほどなぜかそこが痒くなって寝ている間にボ〜リボリとかいていたらいつの間にか虫刺されほどの大きさにて皮膚がカチカチになっちゃったのです。

ほったらかしても問題はないものの、どうも夏のサンダル履きの時期にポチっとしているのが気になる、、、

それに『年内に決着したいこと』リストのこの1個だけ制覇しないのはもっと気になる、、、

よしっ。

午後の診察時間まではまだまだある。

もう少しじっくり考えてみようっと。

と思う数分後にはネットで診療予約をしたのでした。

(結局は行く気マンマンじゃないの)

レモン酢ティータイム。
ハンドクリームで手の保湿と足のリンパマッサージタイムでもあるのよ。
瞑想
椎茸とレンコンのソテー。
シルクのような食感の椎茸にハマり中。

友人が通っている皮膚科を教えてもらいました。

そこは美容外科とまではいかないけれど一般的な皮膚科と美容的なものもおこなっている女医さんのクリニックです。

友人曰く、商品を売ろうとする感じがないしクールに淡々と良い仕事をしてくれる、とのことでした。

やっぱり信頼できる人、そして実際の体験者からの紹介が1番手堅くて私には合います。

幸いにも徒歩で行ける場所だったので気合いを入れていざ出陣。

(保険証でしょ、カード使えないから現金持ってぇ〜、そうそう足の甲を見せるのだからタイツじゃなくて短い靴下だわね)

「あ」

、、、っという間に治療は終わりました。

ドクターは私の話を聞くと治療法の選択肢をいくつか提案し、今回は液体窒素で焼こうということに。

液体窒素らしきものを入れた紙コップを持ってきました。

棒が突っ込んであります。

その棒でチョンチョンと足の甲の硬い皮膚部分に付けて終了。

一瞬ピリピリしましたが我慢出来ないような痛みはありません。

絆創膏もなく放置でオッケーなのも驚きです。

2週間後にまだ硬いものが取れないようならもう一度焼いてみるとのことでした。

私がこの皮膚科へ来たのはもう一つ目的がありました。

顔に出来たシミを改善するにはどんなアプローチがあるのか相談したかったのです。

そのクリニックにはいわゆるレーザー治療などはありませんが、シミや肝斑などの治療はあるようでした。

ドクターは私のホッペを見ながら

「色むらですね」

ピーリングとホームケアを組み合わせておおよそ1年かけて肌を変えていくことは出来るけれど、私が日焼け止めが嫌いなのと普段からスッピンなことを知ると、

「1年かけるよりもレーザーでパッと短時間で取ったほうがよいかも。その際には他のクリニックをご紹介出来ますし、お住まいの近くの大手の美容外科へ行かれるのがよいと思います」

結局、シミを薄くする錠剤と足の甲の炎症防止の薬を処方されてあっけなく終わりました。

(ホントだ。友人が言っていた通り淡々と、保険内処置のほうをしてくれる)

顔のシミのほうの錠剤は2週間飲んでみて私に合うかどうか様子を見てみてることになりました。

まぁ、もしシミや色ムラが私の気が済む薄さになったらラッキーだなと思いながら、最後に気になる質問をしました。

「先生のまつ毛がとても長くて綺麗なのですがそれはつけまつ毛?それともエクステとかでしょうか?」

「これは薬で育毛したんですよ」

「ええっ!」

ビックリです。

だって40〜50代ぐらいに見えるドクターのまつ毛は

バッサバッサ長くて

ボーボーびっしり生えていて

くりんくりん

なんだもの!

絵に描いたような外国人のような美しいまつ毛でした。

一瞬私は

(その育毛してみた〜い!)

と心が引っ張られましたが、帰り道にテクテク歩きながら

(ん?まてよ。私はどーしてまつ毛を長くしたいんだっけ?)

と、我に返りました。

いつの間にか日本人女性に植え付けられた美の基準

「まつ毛を長く見せる」

に踊らせられていた過去の私がドクターのバッサバッサまつ毛を見た途端にその記憶がよみがえりました。

危うく自分にとって意味も無い育毛へ手を出してしまいそうなヒヤリハット事件。

(あぁ、セーフ、、、)

テクテク歩きます。

クリスマスムードたっぷりの商店街を通りました。

お花屋さんには真っ赤なポインセチアが売っています。

美しいなぁ。

あやうく欲しい気分になりました。

この時期になるとあの真っ赤な葉っぱに魅了されてクリスマスムードに飲み込まれそうになっちゃうのよね。

おーっと、危ない危ない。

自分を見失って育てたくもないポインセチアを買ってしまったり、

まつ毛わっさわさになるところでした。

(いや。どちらも美しいからこそ惹かれるんですけどね)

世間が作り上げたことに踊りやすく、ムードに飲み込まれやすい体質はまだ少し私の中に健在ということを知りました。。。

春雨サラダにリンゴ酢をちょい足し。
あぁ、美味しくて止まらない。

こうして

『年内に決着つけたいこと/⑭皮膚科へ行く』

最後の14項目めはあっけなく終わり拍子抜けです。

その後立ち寄った薬局にて嬉しいことがありました。

私がとても安心する情報を仕入れたのです。

一つは、

保険証はあと1年は使えるとのこと。

(来月からマイナンバーカードになるけど保険証もあと1年使えるそう)

そしてもう一つは私が最も警戒していたこと。

「(妄想ね→)医療機関でマイナンバーカードをピッとかざすと私の顔写真が受付のパソコンの大画面にドアップで転送され、ダウンロードされ、スタッフたちが皆んなそれを自由に閲覧出来て、カルテにも顔写真が大きく転写される」

と想像してはワナワナしていました。

薬剤師さんがとても話しやすい方だったのでそのまんま私の中のワナワナ妄想を伝えたのです。

ですが。

そんなことは一切ないそうです!

よかったぁー。

写真を取り込むことは一切なくて医療機関履歴などは取り込む事は出来るけれど、その情報を開示するかどうかはこちら側の選択ができるとのことでした。ホッ。

それほどまでに私はマイナンバーの自分の写真を見られるのが嫌なのでした。

でもね、言い訳させてくださいよ。

私が職権濫用とか個人情報提供へ異常に警戒心が強いのは認めます。

だって過去にちょっとだけゾーっとする体験したことがあったんだもの。

たとえばこんなこと。

今の時代は不動産屋さんへの身分証明書提示をメールにて送信を求められることがあります。

私は以前2つの不動産屋さんが同じミスをしたことを体験したのです。

それは他人の個人情報ファイルをメールで私へ誤送していたこと。

幸いにロックがかかっていて開けないようになっていましたが、顧客の個人情報ファイルを誤送信ってあるんだーとかなり腰が抜けそうになりました。(しかも2回よ。別々の不動産会社から)

あとは、昔の話ですが海外のパスポートコントロールでの経験。

入国の際に私のパスポートをお役人さんへ差し出しました。

その時にお役人さんの別の同僚がやってきて私のパスポートを覗き込み

「この子の年齢はいくつ?(ニヤニヤ)」

「えーっとね...(生年月日を見る)」

「○○才です!!」

、、、とかぶせて答えたのは私です。

私は睨みながらその国の言語で言い放ちました。

(若かったから言えたのよね。今は口に出しては言えない、、、)

まさか私が言葉を知っているとは思わなかったお役人さん2人はバツが悪そうにスタンプをポンと押してくれました。

その時に初めて

(仕事なのに個人情報をあんな風に同僚と話しのネタとして見るんだ...ショック...)

それ以来、個人情報はどんなに信頼できる機関だとしても先方の職場内ではワイワイガヤガヤ同僚たちと閲覧してるのかもしれない、

軽く誤送信もしてるに違いない、

と妄想警戒大発動しているのでした。

まぁまぁ、どうしましょう。

私ったらつい熱くなって、真面目にお仕事されている方々へ失礼極まりない妄想を披露してしまいましたね。

うわぁ。これはお得品!
つるんっ。
ピーラーで皮をむいたらイイ感じ。
値引き品とは思えないジューシーさ。
未だにラフランスの正式な切り方が分からない。

そんなわけで今日で少し一区切りつきました。

年内に決着つけたいことは全部着手されスッキリしたぁー。

こうして今日も私は個人情報垂れ流し日記を警戒もせずに書いています。

頭隠して尻隠さず。

私は今日もエレガント。

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