エレガントな日常/コーヒー豆を挽く、新しい料理にチャレンジする
シャワーを浴びているときやトイレにいるとき、またはドライヤーをかけているひとときに変な言葉が口から出てくることはありませんか。
私の場合、たいしたことない想像が勝手に思い浮かんでは声に出てしまうことがあります。
ところが今朝のシャワーでは、傑作!とも思えてしまう言葉が飛び出してきました。
それは、
「だってカッコつけたいもん!」
一体なんの想像をしてこのセリフが飛び出してきたのかすぐに忘れてしまいました。
なぜならこの言葉のインパクト、すなわち"傑作"レベルに心を奪われてしまったからです。
(だってカッコつけたいもん...)
(カッコつけたいもん...ブツブツ)
(つけたいもん...)
(...つけたい右衛門...)
(わぁーーー!ぎゃはははー!)
と、頭からシャワーのお湯ジャージャー垂れ流しながら世紀の大発見のごとく驚いて固まってしまいました。
ええ。
笑いの沸点が低くてすみませんね。
私の中では傑作なのです。
こんな風に言葉って音だけ聞いていると脳みその中で勝手に誤変換されることがあります。
私がよく気になるのはエレベーターの自動アナウンス。
「誤解です」。
5階に到着すると優しい女性の声でささやかに反論してくることが面白くてたまらない時があるのです。
それと、つい先ほどのこと。
コーヒーの「マンデリン」を飲みました。
どうしても私の脳みそ内には人体筋肉図が浮かんできてしまうのでした。
今日は初めてづくしのエネルギッシュな日です。
コーヒー豆を挽いて飲んだり、
新しい料理にもトライしてみました。
「タコとじゃがいものソテー」です。
note仲間には私が大尊敬してやまないシェフたちがいます。
私は料理記事は大大大好き!
皆さんの記事中のお料理写真をいつもコッソリとタップしてびよ〜ん、と拡大して穴があくほど凝視している変態レベルなのです。
(本当コッソリという感じなのよね。なんとなく後ろめたくなるのはなんでだろ?)
そこまで手作り料理が好きなのに自分で調理することはあまり好きではありません。
未だに料理がどうして楽しいのか分からないのです。
でも1年に1回というスローペースにてフォローしているシェフたちからパクれるものはパクりたいガッツは持ち合わせているのです。
例えば、
料理、文才ほか多才鬼才の持ち主である理学療法士の
『生まれたてのおっさん山ちゃん』
からは柚子胡椒レシピをパクリ、
お頭付き鯛やホルモン系の型破りなおかずをお弁当に入れ、シンプルかつ時折私がツボに入ってしまう言葉を添えて600日以上もお弁当をアップし続ける
『boxlunch of P』さん
からは野菜を餃子の皮で包んで焼くものを盗み、
そして本日!
いよいよオシャレ料理巨匠、美し過ぎるキャンドルアーティストの
『jeweri』さん
からは
「じゃがいもとタコのソテー(仮)」
を泥棒させていただきました〜!
ありがとうございます!
いや、実際のところはうろ覚えメニューです。
アヒージョだったかもしれません。
とにかくじゃがいも+タコという美味しそうな写真を何回か見たような記憶があったのでした。
タコとじゃがいも買いに行ってきまーす。
外はカラッとしていました。
日差しが痛いけれど湿気のない暑さってとてもありがたくて気持ちも晴れやかになります。
お気に入りのスーパーへ向かいました。
そこは高いけれど魚介類なら絶対ココ!と謎の本能が働くお店なのです。
初めて買うタコ。
金額にビビってしまい一度はあきらめました。
でも、ここでやめたらせっかくの料理への意欲がもったいない。
なんたって新しい料理への意気込みは年に1回程度、しかも2度と来ない可能性もなきにしもあらずなのです。
(えーい!貯めているポイントで買えばいーじゃないか。頑張れ私。殻を打ち破れー)
と、自身を鼓舞しながらタコをカゴにポン。
とりあえずネットで
「じゃがいも タコ ソテー」
と調べたらレシピがありました。
ざっくりと目を通して私が作れるレベルかどうか見極めます。
よし。これなら作れる。
私は武者震いとともに一歩一歩前進していきます。
(大げさのようですが私にとって料理とはそのくらいハードルが高いの)
感激です。
やれば出来る。
気力と集中力が半端ありませんでした。
目つきがギラギラしてきっとすごい形相だったに違いありません。
アドレナリンが一気に噴出しすぎたのかその後は壊れた機械のように動きの制御が出来なくなってテキパキと動きっぱなしでした。
あぁ、この妙なハイテンションで今まで頑張ってきたんだなぁ。
過去の全力投球(しすぎ)傾向を思い出しました。
これではおそらく料理の「楽しさ」を得るのはちょいと厳しそう。
もっと力を抜いて鼻歌まじりでやるにはどうしたらよいのでしょうかねぇ。
もちろん集中力マックスで何かをやる事は嫌いではありませんが、生きかた速度を0.5ぐらいに落とした今の私にはギラギラした目つきは相応しくはないと思いました。
それでも。
私にとって料理は奥が深くて仲良しになれそうでなれない、でも、あわよくば楽して仲良くしたい不思議な存在なのでした。
都会のスーパーでタコデビュー。
新しい料理デビュー。
私にはまだまだデビューへの野望があります。
小麦粉でササっとクッキーやスコーンを作ったり、ピザ生地を作ったり。
小麦粉で色んなものを作る中国人の方の本を何度も立ち読みしているのです。(本屋さん迷惑だわね)
そうそう、常備菜の作り置きもしていたい。
(でもすぐ食べちゃうからハードルは高い)
私の料理の扉よ、もう少しだけ開いておくれー。
私は今日もエレガント。
jeweriさんの今日の記事のガーリックポテトをパクろうとしてタコを思いだしました。
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