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エレガントな日常/早めの今年締めくくりイベント

今年もやって参りました。

と、言いたくなるほどに定番化したくなっちゃう第二回目のイベントです。

題して

「大人のままごと」

「熟女ハロウィンパーティー」

「忘年会」

「初めての○○」

なんとでも名前をつけられるのですが、私にとっては楽しくて興奮する日。

年に一度のゴージャス食事です。

ホテルオークラへ(現在はThe Okura Tokyo)鉄板焼きを食べに行きました。

私の数少ない友人かつ仕事仲間かつ同世代熟女友。

彼女とこの1〜2年、数々の

「オークラで初めての○○」

を一緒にチャレンジしてきました。

初めはコーヒー¥1,500にビビりながらも一線を越えてケーキもつけました。

その次はサンドイッチ¥3,000+ケーキ+コーヒーにランクアップ。

最上階のバーなんぞにも足を運びました。

たまにオークラ以外のゴージャスレストランにて個室ランチを挟みながら大人の階段をハァハァ昇り、

やっぱりオークラが接客と空間の素晴らしさに1番落ち着くね、とのことで舞い戻ってきます。

そしてついに

「今度はオークラ41階の鉄板焼きだね!」

と半ばお互い半信半疑にて約束を交わしていたのでした。

それが今日叶ったのです。

いつものコーヒータイムもソワソワ。
入念に朝イチにてバッグに入れるものを準備

もうね、アレですよ。

年齢を重ねると楽しいことへの興奮ストレスにも耐性が無くなってしまうことがよぉ〜く分かりました。

お互いに日時が決まっているとプレッシャーになりやすいタイプ。

たいていお茶をするときは

「仕事で近くまできたからお茶しない?」

と突然連絡が来て

「行くー!」

とテンションマックスになって行動するほうが合っています。

いつものように彼女が車で迎えにきてくれて、私が乗り込んだ途端に2人して同じ話が始まりました。

「もう興奮しちゃって昨夜は遅刻する夢みてストレスだったよ〜」

と彼女が言えば

「私も!興奮しすぎてアクシデントが心配で昨日はジョギングしないでじっとしてたよー」

と私。

彼女には言わなかったけれど実は私も昨夜の夢は

「オナラが止まらない夢」

でした。

ネットで夢占いを見てみると「ストレス」と書いてありました。わはは、、、

なんたって今日のイベントは相当お互いに慎重になってしまう理由があったのです。

先月行くはずだったのが彼女がコロナにかかってしまい、私は落胆と共にキャンセル料金の恐怖を抱えてレストランに電話しました。

(1週間前だったのでキャンセル料金無しでホッ)

しかも!

オークラの美容室でメイクも2名分予約していたのです。

そんな訳で彼女は今日のために仕事をセーブして体力温存、

私も昨日から余計な動きをしないで早く寝て息を潜めて朝を迎えていました。

そして車の中でお互いに誓いました。

「今度は突然連絡してサラっと鉄板焼きとメイクを予約できるメンタルと財力確保をしよう!(そうじゃないと身が持たない)」

まぁ¥9,000の鉄板焼きランチのお誘いを急にする側もされる側も勇気は要りますけど、前々からの約束は本当〜にプレッシャーということを体験してしまったからしょーがないですね。

(ちなみに¥9,000は2番目に安いランチコース。ネットでメニューを見るといきなり¥45,000のコースから出てくるので腰が抜けそうになります)

検討の結果コーンロウ(サイド編み込み)にはポニーテールが合うことを知る。
ちなみに一張羅ワンピース。アイコンもこのワンピ着用です。

美容室でフルメイクを施してもらいました。

(自撮り写真トライしましたがあまりにも濃いメイクなのと、メイクを見せたくても顔が映るのが必須でアップ出来ませんでした、、、)

私は普段メイクはしないのでここぞとばかりにお願いしてみました。

「黒とかグレー系でド派手にしてください。この際ランチ仕様じゃなくていいです。夜系でお願いします」

メイク担当のかたはとても気さくな方でした。

「このあとランチに行かれるのですよね(本当にいいんですか?)」

「ハイっ!」

私のメイクにかける気迫をプロとして受け止めてくださり(もちろん笑われた←親しみやすくね)しっかりとビックリするメイクをされました。

その後はお手洗いに行くたびに鏡をみてビックリ。

(ダンプ松本さん、、、??)

もちろんプロですからキッチリバッチリ素晴らしいメイクアップです。

ですが、見慣れない私はどうしても女子プロレスラーのダンプ松本さんを連想してしまうのでした。

(もしくは聖飢魔IIのデーモン小暮さん)

友人も美しく仕上がってとても綺麗でした。

そしてまた気がついちゃイケナイことに気づいたのです。

「メイクを美しくすると髪のセットもプロレベルじゃないとバランスがおかしい」

あぁ。

今回は本当は髪の方もやって欲しかったのですが流石にヘア+メイクの予算を考えると勇気がなかったのです。

そしてまたしても2人で誓いました。

「次回はヘアメイクどっちもやろう!(そんなメンタルと財力でいよう)」

どんどん大人チャレンジのハードルが高くなります。

でも、今回良い学びがありました。

このイベントを企画したとたんに彼女に仕事がどんどん入ってきたのです。

私は彼女の仕事ありきでおこぼれをもらう立場。

(彼女はハーフでバイリンガル通訳。日本語に翻訳した文章を純日本人の私がチェックして添削することをしています)

つまり彼女の仕事が増えれば自動的に私も仕事が増えるのです。

鉄板焼きランチの¥9,000のメニューは白いご飯付き。

ガーリックライスにすると+¥1,500かかります。

私はそこは諦めていたのに仕事のおかげでガーリックライスにチャレンジできました。

(どうしてもセコイ性分が抜けないわね)

しかも食前の飲み物(ソフトドリンクだけど¥1,500)までもスムーズに注文。

なるほど、お金が貯まったら贅沢するのではなく先に決めておくと必要な豊かさが舞い込んでくるのですね。

この考えかたはスピリチュアル的には基本中の基本で頭では理解していたものの、実際には行動してなかったなぁ〜と思いました。

では食べたものを自慢するのでご覧になってください。

41階よ!ヘリコプターがほぼ同じ目線で見えたー。
ビシソワーズ、クラゲのサラダ。
あぁ、ビシソワーズグラスに口つけて一気飲みしたいぐらい美味〜。


シェフは何でも知っている。
肉の写真撮りたいでしょう?と近くに差し出してくれる。パシャっパシャっ。


シェフはなんでも知っている。
今からフランベしますよ、いいですか、やりますよー。(撮るなら今ですよ)
パシャっパシャっ。
良かったーお向かいの方のお顔がちょうど炎で隠れてくれた。


シェフは何でも知っている。
私と彼女が違う部位を注文したのを聞いて
「半分づつお分しましょうか」


肉右側:希少部位(150gをシェア)
肉左側:ロース(200gをシェア)
タレは右からポン酢、ニンニク醤油、ゴマだれ。
シェフは何でも知っている
「塩が1番おすすめですよ」 
こんな美味しいお味噌汁があるの?!
勇気のバンジージャンプ!
+¥1,500のガーリックライス!
おかわりも出来ました。


鉄板前の席から移動してデザート席へ。
「デザートはフルーツの盛り合わせですがよろしいですか」と聞かれたもののなんて答えたらよいのかわからず「ハイ」。他の回答があるのかしら??


あ〜肉美味しい。

自分では肉を買ってまで食べませんが、こういう場所にきたら迷わずシーフードよりも肉を選んじゃいます。

塩だけで食べる良い肉はなんとも言えない美味しさでした。

ガーリックライスもオプションにして悔いなし!

デザート席にはシェフがいないので一気に会話が庶民的になります。

「ねぇ、ブドウをこんなにカットしたのを見たのは初めてだわ〜」

「このブドウ合体させたら2人分で1粒かな」

「オレンジも2人分合体したら2房じゃない?」

「すごいいいナイフ使ってるよね〜」

どころが口に入れた途端、フルーツはどれも味が濃くって甘くて大満足。

セコイ会話は吹っ飛んじゃいました。

41階から4階へ移動。
コーヒーとケーキで二次会。
朝から夜までオークラで過ごしてしまった。(元を取った達成感)

鉄板焼き後は地下のブティックエリアへ行って楽しみました。

ホテルは一日中遊べる素敵なところだなぁとますますハマりそうです。

私の口からはどんどん夢が出てきました。

「今度はここでベッドスパやろうよ(もちろんとーってもお高い)」

「今度は宿泊をサラっとプレゼントしてみたーい(20万円近かった、、、ワナワナ)」

あぁ、女の野望は底なしなのね。

私は今日もエレガント。

感動。ランチ後の化粧直し1回分をくれる気配り。口紅とファンデ。
友人からもらった耳が痛い格言。
④だけお互いに喜んだ。私は彼女の爪を見てネイルサロン通いにハマりました。


1人3次会。
ゴマ油と石鹸でメイクを落としてサッパリしたぁー!美味しいー!


「人生のステージが上がる前兆」
「あなたが楽しいと思うことが1番!」 
ですって!

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