エレガントな愛にあふれて
あざやかな黄色い薔薇が部屋も気分もピュアにしてくれます。
今回も6本で¥760というお手頃価格でしたので即買いしました。
薔薇ってたいていは1本数百円以上します。
ですが、どんな種類の薔薇にしても自分の感覚で好きなものを選ぶと、実はお財布にも優しいということを最近実感しています。
今回は茎がとても太くてトゲがない大ぶりのお花です。
コーヒータイムは半分瞑想も兼ねています。
一口飲むと無駄な緊張がホロホロとほどけていく感覚。
全身が緩むと本来の自分に戻って愛と豊かさの中で過ごすことが出来るのです。
(もちろんつい考え事なんかして毎回そうもいきませんけどね)
薔薇の花にクリスタルを近づけると私の胸の中に神々しい波動がスーッと入ってきました。
ほどなくして直感がきます。
(うん、あれを買おう)
とか
(あれをしよう)
と本当に自分の素直な欲が湧いて答えが出て来るのでした。
その直感にしたがって模様替えをしました。
先日2回もやったばかりです。
なのに再びまたやりたくなりました。
今回のテーマは今までの真逆にしました。
「お隣さんのことを考えずに(嫌わずに)インテリアの配置を考えてみる」
です。
住んでいるマンションはお隣さんのクシャミやリモートワークの音が聞こえて不快です。
私は(特に男性の)大声とともに放つクシャミが何より苦手。
それを聞くと肩をすくめて何秒か硬直してしまうぐらいです。
ですからどうしてもお隣さんの声は聞きたくない、という考えの元で壁から離れたインテリアの配置を考えていました。
しかしこれは健全な考えかたではありません。
私は「愛」をベースに物事を選択して行動していきたいと最近強く望んでいるのです。
自分に愛を向けるのなら、お隣さんの壁から遠ざかるのは良いとしても、一方では他人へドロドロとした嫌悪感から行動していたのが気になりました。
と、いうわけで配置を考え直します。
「何の条件も付けずにやりたい配置はどんなふう?」
自分に問いかけます。
(隣の壁にくっつけてみよう)
そう思ってベッドをズルズルと移動。
(ん?まてよ?)
移動途中に美しいポジションになりました。
(おぉ。この位置は斬新だけどいいかも!)
結局早い段階でお隣さんから遠ざかった位置を偶然に見つけることが出来たのです。
(ホントだ!愛に基づいて行動すると結果的にはベストの答えが出てきたー!)
うーん。
またしても「愛に基づいて行動」というスピリチュアルの法則を体で体験したエピソードでした。
そこからは模様替えがスムーズに進んであっけなく終了。
エアコンの風もちょうど足元に当たるようになって「頭寒足熱」にて眠れます。
(今夜楽しみだなぁ)
椅子の配置も一新してやっと
『続・窓ぎわのトットちゃん』
を読み始めました。
前書きの部分から心が鷲掴み。
私は黒柳徹子さんの書く文章が大好きです。
リズムも心地よく、とっても楽しい気持ちになるのです。
最初の章を読んだだけで涙が出てきました。
特に悲しいことを書かれているわけでもないけれど、私は徹子さんのエッセイをたくさん読んだのである程度背景は知っています。
ページを読み進めていくと徹子さんが子供のころの家族写真が載っていました。
そこには幼くして亡くなった弟さんも一緒に写っていました。
それを見た途端ブワっとこみ上げて、ハイ終了〜。
パタンと本を閉じました。
だって昔、弟さんのことを書いていたエッセイを思い出しちゃうんだもの。
泣いて読めないというのもありますが、それよりも
「もったいなくて読めない」
という気持ちのほうが強いかもしれません。
それは食べ物と同じ。
1番好きなものを後回しにする感覚なのです。
(食べ物なら1番先に大好物に手をつけるんだけどね)
模様替えをしたりルーティンをしているうちにあっという間に夕方です。
(なんたって起きるのが遅かったから。テヘっ)
暗くなってからスーパーへ買い物に行きました。
しばらく羽織っていない新しいコートを着ていくことにしました。
人生大奮発、MaxMaraの白いコートです。
もったいなくて、つい汚れても良いものを着ようとしてしまいます。
(いや、こんなんじゃダメ。たくさん着てこそ価値がある!頑張れ私。たとえ近所だろうが羽織って行けー!)
ガサゴソといちいちカバーから出して部屋着の上に着て行きました。
ロングコートはマフラーも要らないし、太ももも暖かくしてくれるのでズロース(3分丈レギンスね)も履かなくていい。
ブーツも足首を隠して温かいから短い靴下でオッケー。
結局のところ1番高いものを身につけるのが1番楽で効率よいことが分かりました。
何よりも気分が上がりますもんね。
思い切って最高のコートを着て行って良かったということがこの後に起こりました。
買い物から帰宅したら1本のショートメール。
「これからそちらを通るのでポストにプレゼント入れておきまーす」
彼女は先日2人女子会をした友人。
私の日本語添削のクライアントさんでもあります。
ビックリして返信を打ち込んでいる最中に
ピンポーン。
彼女でした。
お茶をしていく時間はなさそうなことはなんとなく分かったので、すぐにマンション玄関まで降りていきました。
(あぁ、まだこのコートを脱いでいないタイミングでよかった)
彼女はわざわざ添削代金を持ってきてくれて(信頼関係があるので数ヶ月に1度精算してもらっている)しかも心のこもったプレゼントまでくれました。
バタバタと
「来年もよろしくお願いします」
とお互いに挨拶して彼女は買ったばかりの外車に乗って去って行きました。
(カッコいい、、、、)
手渡された紙袋には来年の干支が書いてある食べ物とギャラが入っているであろう封筒がありました。
封筒には妙な膨らみがあったのですぐに開けてみたところ、
私が狂喜乱舞したのは言うまでもありません。
私が1番好きな香りはダマスクローズ。
ブルガリア産ダマスクローズオイルが入っていたのです。
ワナワナと震えるような感動が私を襲います。
封筒には美しい柄のメッセージカード、そしてピン札。
ハーフである彼女は日本での人生のほうが長いのですが、こういうところは本当に日本的な気遣いです。
封筒もお菓子も来年の干支や縁起の良い言葉の柄だったり、
年内に代金を精算しようという気持ちや、
わざわざ遠いところから足を運んで届けてくれるなど、
古き良き日本人の心を見させてもらって私も刺激になりました。
私の心はたちまち彼女の愛で豊かに満ち溢れました。
嬉しいなぁ、、、ぐすん。
ローズオイルをおそるおそるこぼさないように開けてみます。
(うわっ!なんて優雅な香りなの!ブルガリア産のローズアブソリュートってこんなに素晴らしい香だったんだ〜)
1時間後。
手首に付けたオイルの残り香が気になりました。
くんくん。
?
クンクンクン。
???
(これ100%純粋だろうか??)
ローズオイルに厳しい私はそこだけ鬼のように厳しい鑑定家に豹変してしまいました。
(疑うなんてヒドイよね。わはは)
私は今日もエレガント。
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