4週連続のホームゲームを締めくくる、千葉戦を振り返り
サンロッカーズ渋谷は12月25日・26日、千葉ジェッツとホーム・青山学院記念館で対戦。
4週続いたホームゲームの最後は、昨シーズンにリーグ優勝を果たし、今シーズンも東地区で上位に君臨する相手との2連戦。
サンロッカーズは、試合前の時点で3連敗中と、今シーズン初めて連敗が続いている状況。
今節はちょうどクリスマスの開催で、スタッフさんもサンタやトナカイの被り物をつけて業務に勤しんでいました。
果たして、勝利のクリスマスプレゼントは青学に届くでしょうか。
遅れてやってきたクリスマスプレゼント
GAME1は、50−86でサンロッカーズが敗戦。
前半から、千葉の外国籍2人と帰化選手を同時に起用するラインナップに苦戦し、オフェンスリバウンドを多く取られて点を取られる展開。
攻撃でも、オフェンスファウルでシュートまで持っていけない場面も出るなど、攻守が噛み合わない時間が続きました。
後半序盤はディフェンスからスティールを連発し、ジェームズ・マイケル・マカドゥ選手がバスケットカウントを決めるなど、この時は逆転もあるのでは、と思えました。
しかし、その直後にスリーポイントシュートを2本連続決められるなどし再び流れを持っていかれ、3Q終了時点では32点差のビハインド。
まさに完敗で、すべてのクウォーターで相手の点数を下回った他、スリーは24本中1本のみ。
ハーフタイムのサンロッカーガールズとサンディーのパフォーマンスが、心を癒やしてくれました…。
しかし、今振り返れば、この経験も必要だったと思えます。
GAME2は、91-82でサンロッカーズが勝利。連敗を4で止めました。
ベンドラメ礼生選手が相手のファウルを誘って得たフリースローで先制すると、その後石井講祐選手がスリーを成功。
2Qにはベンドラメ選手がスリーを3本沈めるなどし、前半だけで17得点。
途中ミスやファウルから得点され点差が縮む場面もあったものの、リードを許すことはなく、14点リードする形で後半へ。
3Qの終盤や4Q残り1分強では、一時6点差にまで縮められましたが、マカドゥ選手の積極的なアタックでの得点や相手のファウルで得たフリースローを決めたことで、再び点差を広げることに成功。
千葉相手に、リードを一度も許さずに勝利を収めました。
ベンドラメ選手はスリー4本・ツー5本・フリースロー11本で計33得点と、キャリアハイを達成。
約38分出場のマカドゥ選手は、20得点15リバウンドのダブルダブル。
苦手な傾向にあるフリースローは11本中10本成功と高確率で沈め、Bリーグキャリアでは1試合あたり最多のフリースロー成功数となりました。
前日の大敗からプライドを見せ、見事カムバックしたサンロッカーズの選手たち。
クリスマスプレゼントが、1日遅れで青学に届きました。
戻りつつある観客席の光景
今節から観客の収容率が100%となりました。
サンロッカーズが公表した「イベント開催時のチェックリスト」によると、青学での参加人数は3265名を想定しています。
ちなみに、今節はGAME1は2242名、GAME2は2608名が来場。
ダイナミックプライシングによる価格上昇や変異株の問題などから、まだ会場での観戦に慎重な要素はあると思います。
大声を出すのは依然ダメですが、それでも、少しずつ観客席の光景は元に戻りつつあるのだと実感しました。
(価格ですが、「次のホームゲームである川崎ブレイブサンダース戦、少しは安くなるかな」と期待していた私は甘かったようです…)
新しい加入選手に胸弾ませて
筑波大学4年の井上宗一郎選手がプロ選手として、日本体育大学2年の小川麻斗選手が特別指定選手としてサンロッカーズに加入。
今節から、チームに帯同しました。
ベンチ入りしている人数はすでに12名に達しており、いつベンチ入りできるかは分かりません。
ただ、大学のプレー動画を見るとワクワクは増すばかり。
プレーが観られるのが待ち遠しいです。
ちなみに、GAME1の試合終了後に挨拶する様子をインスタグラムのストーリーにあげたところ、井上選手は「サンディしか勝たん」とコメントしてくれました。
きっとサンディーとはすぐに仲良くなれるでしょう。
思わず絶句のクリスマスパフォーマンス
今節、クリスマスらしくサンディーはトナカイ姿に扮していました。
オフィシャルタイムアウトのコーナーでは、以前好評だった「サンディーイーツ」のクリスマスケーキバージョンを披露。
前回はポップコーンみたいなものを客席にばらまいたサンディーでしたが、今回はケーキみたいなものを…。
(続きはSNSであげた人がいるはずなので、ここでは省略)
えじきになったお客さんには事前にお願いしていたはずですが、私は思わず絶句してしまいました…。
しかし、GAME2では進んで手を挙げるお客さんが続出。
お付きのスタッフさんは服が汚れないようにビニール袋をたっぷり用意した他、えじきになったお客さんへのアフターケアも充実させていました。
ストロング過ぎるシロクマです。
年末年始はアウェーでの試合が続きます。
12月29日は秋田ノーザンハピネッツ戦、2022年1月2日・3日は新潟アルビレックスBB戦。
しっかり勝って、2022年最初のホームに帰ってこられますように。
では、また。