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まわりを助け、助けられる人
最近思うことがある。
「人に恵まれてるなぁ」と。
ほんと。しみじみ。ありがとう。
とはいえ、恵まれるときと、恵まれないときがある。
振り返ると、ある法則がみえてきたのだ。
その法則とは、
先に助けると、恵まれる。
先に取ろうとすると、恵まれない。
これだ。
なぜこう思ったのか。
時は高校時代にさかのぼる。
僕には夢があった。
それは「体育祭の団長になって優勝すること」
僕の学校は中高一貫。
中1の頃に見た、団長のキラキラした姿。
クラスを引っ張り盛り上げる姿にあこがれた。
「自分も高3になったら団長をするんだ」
団長になるためには、高2で副団長をしなければいけない。
無事、副団長に就任したのだが、ぼくは体育祭の前にやらかしてしまう。
僕の学校は文化祭でクラス劇を行う。
仕切り役だった僕には当時好きだった子がいた。
その子と同じグループで演劇をしたくて、
自分のエゴで動いてしまったのだ。
それで周りから反感を買う。
「もうあなたとは同じグループで演劇をしたくない」と、直接言われた。
チームは崩壊寸前。
「リーダー失格だ。。。」
泣きながら謝り、場を収めた。
そんな失敗を経験してからの団長。
もう同じ失敗はしたくなかった。
掲げたのは「全員が楽しめる体育祭」
運動が好きな人も、嫌いな人も。
全員が一致団結して「楽しかった」と言えるような体育祭にすると決めた。
そこで行ったのは、
・各学年の給食時間に訪問して一緒に食べる
・学年種目の練習に必ず顔を出し、指導をする
・運動が得意じゃない子向けに応援グループを作り盛り上げる
最初は僕だけが動いていた。
そんなある日、いつも通り学年種目の指導をしようとグラウンドに出た。
すると、そこには同級生の男子が2人。
すでに指導をしていた。
「やるなら言えよ。もっと早く手伝ったのに」
「ありがとう」
体育祭当日。
僕らD組は中1~高2、全ての学年種目で1位を取った。(肝心の自分たちの種目は練習不足で4位に終わった←)
そして、結果は。
「優勝は、、、、、D組!!」
人生で初めて、嬉しさのあまり膝から崩れ落ちた。
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この経験から学んだこと。
先に助けると、恵まれる。
先に取ろうとすると、恵まれない。
リーダーは先に動く人。
率先する人に、人はついていく。
だから僕は。
まわりを助けて、助けられる人。
そんなリーダーを、目指すんだ。
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