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メガネ選びで失敗しない!試着のときと違う!を防ぐポイント

皆さんは眼鏡を買う時、試着してから購入しますよね?
後日仕上がった眼鏡をウキウキで取りに行って、いざ掛けて鏡を見ると「試着のときと違う!」となったことはありませんか?

ちなみに私は何度もあります。
1万円の眼鏡なら少し凹んで済みますが、7万円のそれはかなりショックでした。
今回は私の経験を基に、眼鏡のイメージ違いを防ぐポイントを紹介します。

レンズの厚みを薄くする

購入前の試着時と仕上がり後の着用時で違う部分は何だと思いますか?
大きく変わっている部分は、レンズに度が入ることです。
近視用のレンズは中央が一番薄く、外側にいくにつれ、どんどん厚くなっていきます。
そして、厚みが増すと光が大きく屈折し、目が小さく見えることにつながります。
イメージ違いの原因の1つは、屈折により目が小さく見えてしまうことだと考えられます。
では、これを防ぐにはどうしたらいいのか?
レンズの厚みを薄くすればいいわけですが、2つアプローチがあります。

屈折率の高いレンズを選ぶ

レンズを選ぶ時に、「1.60」「1.67」「1.70」「1.74」などの数値を見かけたことがありませんか?この数値はレンズの屈折率を表しています。
数値が大きいほど屈折率が高くなるので、同じ度数でも薄く仕上げることができます。
なので、屈折率の高いレンズを選ぶのが1つの解決策となります。

では、とにかく屈折率が高いものを選んでおけばよいかと言われると、デメリットもありますのでご注意ください。
<デメリット>
・値段が高い。
・光が分散することで、色がズレて見えることがある。
・密度がある分、重くなる。
デメリットもあるので、度数に適した屈折率のレンズを選ぶのが一番です。

レンズサイズの小さいフレームを選ぶ

近視用のレンズは外側にいくにつれ、厚くなると説明しました。
つまり、レンズサイズが小さいフレームを選べば、レンズ中央から縁までの距離が短くなり、厚くなることは防げます。
例を挙げると、南海キャンディーズの山里さんの赤眼鏡は、レンズサイズがかなり小さいので、厚みは抑えられます。
眼鏡店に定規を持って行ってレンズサイズを測らないといけないの?と思われたかもしれませんが、実は眼鏡のフレームにはサイズが刻印されています。

49□18-145
と刻印されていますが、レンズ幅が49mm、ブリッジ幅が18mm、テンプルの長さが145mmであることを表しています。
このレンズ幅に注目すると、レンズサイズが把握できます。
ZoffやJinsなどは大衆向けなので、大は小を兼ねるの考え方なのか、47〜49mmのフレームが多い印象です。
探してみると、45mmなどの小ぶりのフレームもあるので、レンズサイズを意識してみてください。

目とレンズの距離を近づける

鏡を見ながら、掛けている眼鏡を鏡に向かってゆっくり外してみてください。
眼鏡が目から離れるにつれて、目がどんどん小粒に見えてきますよね?
つまり、目とレンズの距離を近づけることで目が小さく見えることを防げます。
では、どうやったら近づけられるのか?
これは眼鏡店でフィッティングの調整をしてもらうのが一番です。
鼻パッドの角度を変えることで、レンズと目の距離を調整することができます。あまり近づけすぎると、まつげや頬がレンズにあたってしまうのでご注意ください。
腕の良い眼鏡店であれば、納品時から適切な位置でフィッティングされていると思いますが、スリープライス店ですと調整がうまくいかないことがあります。
納品時は問題なくても日常的に眼鏡を使っていくことで、どんどん歪みがでていきますので、目とレンズの距離が離れてきたなと思ったら、眼鏡店に持って行って再調整してもらうとよいです。

試着時に正しくイメージを掴む

その他のイメージ違いの原因としては、そもそも購入前に正しくイメージをつかめていないこともあるかと思います。

照明を意識する

照明の色温度や演色性によって、鏡で見た時の見え方は変わってきます。
やはりお店の照明は、よく見せるための照明演出になっていることが多く、「お店では似合っていたのに、自宅の洗面所で見るとイマイチだった」ということはよくあります。
購入前に自然光での見え方を確認しておくと、イメージ違いは防げると思います。

写真を撮ってもらう

コンタクトをもっていない人が眼鏡を試着しても、自分の姿がよく見えず、イメージをつかめないということはあると思います。
また、コンタクトを入れていても、人は鏡に映る自分を見る時に、自分がよく映るように目を大きく開いてしまったり、自然な状態での確認が難しくなります。
なので、写真を撮ってもらいましょう。
(目が悪いのでイメージ確認のために写真を撮ってもいいですか?とスタッフさんに許可を得ておくとよいです。)
顔のアップだけでなく、全身も撮ってもらうと、遠くからの見え方も確認できるので、イメージ違いは防げると思います。

まとめ

眼鏡のイメージ違いを防ぐポイントを紹介しました。
特にレンズの厚みと距離は、顔の見え方が大きく変わるので、意識して選んでみてください。

この記事を読むだけでは不安という方は、一緒に眼鏡選びをお手伝いしますので、こちらをご覧ください。

腕の良い眼鏡店はどこなの?と気になった方は、東京の眼鏡店比較をしていますので、こちらもご覧ください。



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