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【卒展2024-作品】 only
こんにちは. きむらこうやです.
この度, 大学を卒業して大学院に入学することになったのですが, 大学では写真部に在籍しておりまして, 最後に卒展を開催する運びになりました.
そこで, noteを使ってではありますがHPなどのように, 作品についてつらつらと書きながら, 展覧会に実際に来られない方に向けても作品を見ていただこうというのが以下の記事でございます.
そして, 本記事ではその中でも今回の卒展に向けて制作した作品である only について書いていこうと思います.
ぜひごゆっくりご覧 (お読み) ください.
only
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*キャプションなし
解説
小説などの末尾についている解説という言葉をお借りしましたが, そんな大層なことを書くつもりはありません.
撮影に関しての話を自分のためにも残しておきたいなあくらいのモチベーションではあります.
まず事務的に.笑
使用機材については, Fujifilm X-E4 と XF18-55mmF2.8-4 です.
ほんっとうに機材については疎くて, 軽くていい感じのものにしています.
写真部の自分の1つ上の先輩と, 周りの後輩たちに沢山聞いてそのまま買っていきました.笑
本作は昼間の京都駅をぶらぶら歩きながら色々撮影している時に撮れたものたちになります.
カメラを持った大学2年生の時からというものの, かなり京都駅を撮影することが多くありました.
京都駅は建築的にも綺麗で有名な駅なので, そこら中が撮影スポットでこんな駅が近くにあっていいなあと思っています.
が, まあ綺麗が故にそこら中が撮影され尽くしていて, 自分自身だいぶ京都駅の撮影は変に撮影しようとしがちでした.
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掘り起こしてみると別に全然好きだなとなったのですが, 素直に撮ろうとしていない感じを感じました.笑
ということで, 本作を撮影した時はだいぶ気楽に京都駅を撮影してまわってみようと思いました.
気楽に京都タワーも撮影してみたり,
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これまでだと手前にあるビニールみたいなものが気になっていたりもしたのですが, 全然いいかと思ったり.
割と肩の荷を下ろして撮影さんぽできた気がしていて, かなり楽しかったなと思います.
で, 撮影できた写真たちで組んだのが本作でして.
たぶん, 15時とか16時とかくらいの夕方だったと思うのですが, 人が多くなくて割と孤独な人とか2人の世界に入っている人が多いなとか思いました.
only というタイトルには, 私 or 私たち だけ みたいな意味を込めています.
それぞれの写真にそれぞれのonly的な意味合いがある気がしていて, 面白いかなと思いました.
はじめは1枚目の清掃員の方の写真だけ見ていい感じかもと思っていて終わっていたのですが, 他の写真を見ていると昼過ぎの京都駅にはその人たちだけの時間が色々あって.
清掃員の方が1人で清掃しながら何を考えているのかなあとか.
ライトアップで誰もいないがちな大階段のところではしゃぐ中学生とか.
京都駅を静かに眺めるご夫婦とか.
タクシーのは, 集団に見えて運転手の方はみんな自分の車の中で忙しくはないだろうな時間を過ごしているのだろうなとか.
割と寂しさを感じがちなので, 昼は寂しいなと感じることも多かったのですが, どこかこの時間も好きだなと思えました.
孤独を求めつつ, 孤独は嫌みたいなアンビバレントな感情ってほんとなんなんですかね…
欅坂が好きなので, アンビバレントというワードを使いたかっただけです.笑
色は自分のこの京都駅の昼のイメージです.
ブルーピリオドでは早朝の渋谷が青と表現されていましたが, ちょっとそんなイメージかもです.
他にもだらだらと書くことは可能な気がするのですが, こんなところで一度締めたいと思います.
ぜひ, 他の作品についてもご覧ください !!