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「人生相談」ストイックな人の節約法

人生相談では、お金に関する相談もあります。

自分に合った副業は何が良いかといったビジネスに関するものや、お金の流れを良くする(いわゆる金運を高める)方法などスピリチュアルなものもあり、多岐にわたります。

お金を増やすための方法として節約法がありますが、人により最適な節約法は異なります。

書籍や動画で紹介されている節約法をいくつか参照しましたが、ストイック(自分に厳しい、禁欲的)な人向けの節約法は見かけなかったように感じます。

そこで今回は、ストイックな人向けの節約法を取り上げます。


■大前提は二つ

まず大前提として、

(1)我慢に挑まない(我慢する気持ちは持たないようにする)
(2)買う物は厳選する

の二つを守ることです。詳しく解説します。

□我慢に挑まない(我慢する気持ちは持たないようにする)

ストイックな人は我慢することに挑戦しがちですが、我慢は精神衛生上良くないです。また普段から我慢をしていると、反動で衝動買いをするなど、かえって支出が多くなる場合があります。

我慢はしない

そのため我慢しようとは考えず、必要なものは買うようにします。

□買う物は厳選する

食べ物や飲み物、衣類や電気製品などすべてにおいて買う物を厳選します。

つまり我慢するエネルギーを、何を買うかを検討することに使う方法といえます。

買う物は厳選する

ここで、厳選する上での二つの方針があります。

・口に入れる物は自分の責任
・トータルコストを考える

次にこれらの方針を取り上げます。


■厳選する際の二つの方針

□口に入れるものは自分の責任

これは、母から言われていたことです。

具体例として、消費期限の過ぎたものや腐りかけの物を避ける、糖分やカロリーの摂り過ぎを避ける、体に良くない食べ物や飲み物を避ける、があります。

これらを自己管理の一環として実行することで、健康が保たれますし、余計なものを飲まない/食べないことで節約がはかれます。

糖分やカロリーの摂り過ぎを避ける

宴会でかなり食べた翌日の朝食は、何も食べないことでカロリー過多になるのを防げる場合があります。そうすると、朝食の節約も実現します。

外出時には水筒を持参することが節約になりますが、家で沸かしたお茶などで安心して飲めるメリットと、いつでも冷えた飲み物が飲めるメリットを優先して取り入れるべきです。それが節約にもつながるという考えであれば、我慢になりません。

水筒の持参

□トータルコストを考える

衣類の場合、着用回数を考慮します。電気製品では、電気代も考慮します。自動車など点検や整備費用がかかるものは、それらのメンテナンスコストも考慮します。

例えば冷蔵庫では、300リッタークラスの製品より400リッタークラスの製品のほうが、価格は高くなりますが、消費電力は少なくなる場合があります。高いほうがコストのかかった作りで、冷却性能や断熱性能が高いからです。また冷風の循環の面から、庫内は物を詰め込まないようにすべきで、その点から容量に余裕がある製品が適している場合があります。

詰め込みすぎの冷蔵庫

程度問題になりますが一般論として、性能の低い機械を目一杯使うよりも、性能の高い機械をゆとりをもって使うほうが、トータルコストが低くなり、また使う人のストレスが少なくなる場合が多いです。


■この節約法の反響

結論としてこの節約法は、物の購入に関する意識を変えることがメインで、それが節約にもつながるという内容です。

人生相談でこれらの節約法を紹介したら、相談者さんは「トータルコストを考える」はすでに実行されていることが多かったです。

しかし我慢しないことや口に入れるものは自分の責任で選ぶことは、参考になったということで、追加の質問を受けることが多かったです。

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