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実家がなくなって気づいた「ふるさとの価値」。地方創生の鍵はそこにあり?
noteはじめてみました!
地方創生を目指した活動をしている木村です!
記念すべき第一回の投稿は自己紹介ではなく、衝撃的事実を告げられ驚いた内容を記事にしてみました。
実家がなくなる!?え??
無くなってはじめてその価値に気づく。
なんてことは昔からいろいろなところで言われていますよね。
実は私も最近その感情をいただきました。
両親から突然の電話が来まして、、、「実家がなくなる」と衝撃の発言。
色々と思うところがあったので急遽こちらで思いを執筆することにしました。
地方創生の活動をしてきた私も改めてふるさとの魅力に気づいた
私は大学時代に奈良県五條市に移住し、株式会社GOJOチャレンジを設立し、地方創生に関する事業を開始しました。
気がつけば活動も5年目です。
これまで、将来の五條を担う人財輩出を目指し、子供たちに愛郷心を持ってもらえるようふるさと学習を実施してきました。
ふるさと学習が気になる方はこちら
子供たちには「五條市は消滅可能性都市に選ばれている。将来、ふるさとが無くなったら悲しいよね。」なんてことを伝えてきました。
ふるさと(帰る場所)があるって大切
私自身も、高校進学時に地元の豊富町を離れ、札幌の高校に進学。その後、京都の同志社大学へ進学し、地元での生活は15年くらいになります。
自分自身が地元を離れて価値観が広がり様々な成長につながったと感じているので、子供たちにも一度、地元を離れることをおすすめしていました。
「あれ?愛郷心を育んで地域に残ってもらうことを目指してるんじゃないの?」そう思った方も多いと思います。
これは人によって考え方が違うかもしれませんが、私としては
”一度地元を離れて成長した子供たちが将来戻ってくる、もしくは別の地域にいながらふるさとに貢献する”
そんな未来を実現したいと思っていました。
事実、私自身もふるさとを離れて活動していますが、将来的には自分のふるさとにも貢献したいと思っています。
1年に1回帰れるかどうかの生活でしたが、帰る場所があるというのはどこか安心できるところがありました。
母親からの電話「お父さんが転勤になったから実家を売る」
実は木村家は一家全員がバラバラで生活していました。
※家族が崩壊してるとかではないですよ!
全員が仕事の関係で違う地域で住んでいたので、実家には父親と祖父が住んでいました。
そんな状況の中、突然の父親の転勤が決定。私が生まれてから一度も転勤がなかったので、そんなことが起こるとは思ってもいませんでした。
同じ北海道なのに遠すぎる笑
当然この距離ですし、実家から通うわけにもいきませんので、父親も引越しすることに。
私が小学生の時に建てた実家は誰も住む人がいなくなるので、売却することになったというわけです。
実家がなくなって感じたこと
”地元の豊富町に行っても帰る場所がないんだ”
子供たちにもふるさとがなくなるって辛いことだよね。って伝えてきたんですが、正直それはイメージの話で自分事としてリアルに考えられていませんでした。
しかし、自分自身が実家を手放すことになったことでその感情はリアルに。
今回はふるさとが消えるわけではなく、家がなくなっただけなのでちょっと違うかもしれませんが、やはり悲しい気持ちになりました。
SNSやビデオ通話機能も充実しているので、地元の友人とコミュニケーションはこれからも取れるので、私生活において大きな問題はないのですが、気持ちの問題なんでしょう。
豊富町に帰る家がないって寂しいんです。
そこで改めて感じたのが、ふるさとってその人のアイデンティであり大切なもの。
地方創生のカギは愛郷心?
今回の件もあり、改めて地方創生を考える際、ふるさとへの愛郷心が重要だと再認識しました。
「地元はクソ田舎で早く出ていきたい」という人がたくさんいるのが事実です。
でも、実際にふるさとがなくなると自分のアイデンティがなくなるかのような気持ちになります。
外に出てはじめてふるさとの魅力に気づくものです。
ふるさとの重要性を子供たちに伝えたい
今回、自分自身の経験もあり、ふるさとの重要性を子供たちにも伝えていきたいと思いました。
”ふるさとがなくなるのは本当に辛いことだと ”
子供たちがふるさとの重要性に気づき、自分たちのできる範囲でふるさとに貢献をする。
そんな流れができれば、地域はこれからも存続し続けていくのかなと思います。
インバウンド旅行客の獲得で収益を上げるとか一時的な盛り上がりではなく、持続的な地域貢献にはやはり人が重要です。
将来の地域を担う人財育成。これは価値あることだと再確認できたので、より多くの地域に展開できるようより一層ギアを入れて活動していきます!
地方(ふるさと)に貢献できることをチャレンジしたい
”地方(ふるさと)に貢献できることをチャレンジしたい。でもどうしたらいいのか、何をしたらいいのかわからない”
そう思っている方は実は多いのではないでしょうか。
地方と都市部では仕事の仕方も人との関係の築き方も違います。
私たちも奈良県、徳島県、熊本県、山口県など複数の地域で自治体や地元企業、都市部企業の方々と連携をとりながら地方創生を目指したチャレンジを実施してきましたが、最初は関係性の築き方の違いに困惑することもありました。
それでも何度も地方創生に関する勉強会や実際に現地に足を運ぶスタディツアーを繰り返し、その甲斐あって地方でのチャレンジをすることができました。
地方創生を実現しようと思ったとき、地方で様々なチャレンジを創出していくことは重要なことだと思っています。
しかし、地方で何かしたいと思ってるけれど、どうしたらいいのかわからない。私たちのように地方と都市部のギャップで困惑している。
そんな方のために、地方創生に関する情報やつながりを提供したいと思い、オンラインコミュニティを立上げ、地方でのチャレンジを支え後押しする活動を行っております!
▼興味のある方はこちらをご覧ください
地方創生チャレンジクラブの概要資料
結論、何を言いたいかと言うと
実家がなくなったとしても、いずれは地元の地方創生に貢献します!
実家がなくなり、改めて愛郷心があったことに気づき、余計に貢献したいと思えました!