【風の小説】向井トオルはカフェにいる 春が来たとは言いがたい肌寒い休日だ 冷めたカプチーノを口に運びながらここへ来るまでの記憶を慎重に呼び起こしていた まず隣の奥さんに挨拶した…その後本屋で可愛い店員さんと立ち話… 記憶を逆戻るには理由があった チャックが 全開だったのだ

画像1 俺の話を読んでくれ

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