見出し画像

関節リウマチと診断された話

まぁ自分のメンタルがどうにかなったわけではないが、備忘録として書き残してみました。(いや、本のレビュー書けよって感じなんですけど笑)
上の画像はいつかのナイトドライブで行ったヤビツ峠です。

「病院に行って診てもらったほうがいいよ」というめちゃくちゃ当たり前のことを言われたののがきっかけで、去年の夏に「関節リウマチ」と診断されました。

何それ?っていう人に雑な説明します。関節リウマチというのは、自分の免疫が暴走して軟骨や骨を始めとした体の組織を破壊してしまう病気です。肺炎になったりして最悪死に至る病気です。(後述しますが最近は医療の進歩もあるので昔に比べたらかなり改善されているみたいです。)
段階としては4つあります。
①病気にはなってるが痛みや組織の破壊はそこまでない状態
②痛みが出ていて、少し運動機能が阻害されている状態
③痛みもかなり出ていて、骨や軟骨の組織の破壊が進んでいる状況。
④骨などの組織が破壊され、変形及び他の骨とくっついてしまう状態。

自分は②の状況でした。
振り返ると自覚症状としては中学生から出ていました。具体的には突然関節が痛くなって治ったり、手指の関節が腫れあがり、曲げるのが難しくなったりしました。高校生の頃には手首に痛みと腫れが出てきて、曲げるのがかなり辛い状態でした。特に腕立てが地獄だった…
このときに野球をしていたのもあって、運動中に痛めたかなぐらいに思ってました。今思えば症状からしてそうじゃないのは明白…。無知は最大の敵かもしれないですね。この痛みがなくて野球続けてたらどうなってたのかな〜(プロになれたなんて言えない)
原因は何か?って話になるんですが、調べてみた限り「よくわかっていなくて、色んなことがきっかけになり得る」としかいえないようです。具体的にはウイルスに感染したり、出産、喫煙、過労、ストレスなどが挙げられています。ほぼ日常の好ましくない行動、もしくは体への負担が大きいことが原因ですね。考えられる原因が多くて、一概にこれという1つの原因は見つけられないのが実情です。
また、日本では60万~100万人のリウマチ患者がいるらしいです。内訳は女性:男性=4:1と女性の方が多いようです。女性が多い理由は女性特有のものがあるらしいです。対して男性の割合は少ないのですが、関節リウマチになると症状は女性より悪化しやすい傾向があるみたいです。医師には症状が初期の方で良かったというようなコメントをもらった気がします。

簡単に診断されるまでどうだったかお話しします。冒頭の通り、病院に行くことを促されてかかりつけの整形外科に行ったところ、「手首の骨の隙間が通常より狭い」と言われました。MRIでしっかり見てもらったほうがいいとのことで、手首の画像を撮りました。画像を見てもらった結果、高確率で関節リウマチであるだろうとの診断で、現在通院している病院に紹介してもらいました。
話が逸れますが、MRIを撮っているときに何もないはずなのに一度撮影を止められたことがありました。「金属とか身に付けてますか?」と確認されたのですが、もちろん身につけていなくそのまま撮影を続行しました。今思えばこの時点で、手首に関節リウマチと思しき影が見えていたのかなと思います。(本当のことは知りませんが。)
話を戻します。現在通院している病院に初めて行った時は、血液検査や薬を飲んでも大丈夫か確認するためにCT検査をしました。ただ既にこの時、担当の先生にはほぼ関節リウマチだろうねと言われており、これから治療するのかぁって感じでした。そして次の診察で「関節リウマチ」とちゃんと診断されました。(細かいことは書かないですが忘れずに言っておくと医療保険は早めに検討しておいたほうがいいす)

そして現在どのような状況かというと、手首の痛みはなくなり運動機能も元に戻ってきています。しばらくできていなかった腕立て伏せ(本当は右肘の怪我でしちゃいけない笑)もできるようになってて、自分の体を取り戻せたような感覚でした。この時運動してなさすぎて筋力がなく、回数こなせなかったのはご愛嬌。

ただし、良くはなったものの症状を抑えられているだけ(寛解)で、完全に治っているわけではないです。なので今後も薬は飲み続ける必要があります。また風邪をひいたりすると、薬をやめなければいけないので体調管理も必要です。
治療するにあたり良かったなと思うのは、周りの理解を得られたことでした。仕事中も色々配慮して貰えたのが精神的にも安心できてよかったです。

ひと昔前だと関節リウマチは治らない病気と言われていたようですが、現在は薬を飲むことで症状は抑えられるようになっています。
薬でどうするかというと暴走している免疫を抑えることにより症状を抑えます。免疫を抑えるということは感染症とかには気をつけないといけないので上述のように風邪などにはならないようにしなきゃいけないんですよね。それでも体の運動機能は戻ったので医学の進歩に感謝です。
兎にも角にも、なにかおかしいと思った時は病院に行くべきですね。お金はかかるけど、長期的な視点で考えれば早期に診てもらうことは取り返しがつかなくなってからよりお金以外も含め色々な面で大きいメリットがあると感じてます。なによりも健康であることが幸福度を爆上げするらしいので、なにかあれば当たり前に病院に行くことおすすめします笑  

以上、思いのままに書いてきましたが、十分自己満になったのでこれでおしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?