茶道教室1102(炉開き)

運び係
畳の縁は踏まない。自分の歩幅を考えて、縁外で止まるか縁内で止まるか考えておく(座った時、足が結果的に縁を跨いでしまうのは可)


運び出すとき
①基本的にその客に向かって最短距離を進む
②古帛紗の上で半回転(15度から45度へ、2回)して、正面をお客さんに向けて出す
③左足・右足と後ろにずらしてから、(どうぞという気持ちで)相手を見て黙礼する
④左足から立って退出。この時基本は正客にお尻を向けないようにする。ただしその場の状況、位置関係から異なる場合あり


下げるとき
お客様の目を見て「お下げいたします」といって茶碗を下げる


お客様
半東が礼した時は、お客様も礼で返す


縁高(重箱のようなもの、濃茶で使う)
7本の場合(奇数が縁起いい?)
ヨコ3本、アタマずらしてくっ付けて置き、その上にナナメ3本を同じくアタマずらして置く。最後に1本をヨコ並びと同じ向きに置く(黒文字の先を下に着ける)
なお黒文字を洗ったら持ち手部分をタオルで拭いく。残りは軽く水気をとる程度で強く拭かない


正客から縁高が回ってきたら(次客の場合)
一番下の重を置いたまま、その上の重を持ち上げてお菓子の個数を確認する。持ち上げた重を反時計回りに少し回して戻し置く。確認した個数の黒文字を右手でとって、ずらした部分から重の中へ入れ込む。一番下の重を残し、上の重を次の客へ渡す。自分は目の前の重から自分のお菓子を取り、懐紙の上に乗せる。一番下の重を次の客へ渡す。
なお回された黒文字は基本的に客が持ち帰る(稽古を除く)


拝見の道具の受け渡し
拝見は縁外に置いて行うが、次の客へ渡すときは縁内の側で受け渡しする


仕覆の拝見
仕覆の生地は貴重なものなので直接手で触らないようにする。仕覆を拝見するときは、緒(紐の部分)又はツガリ(紐通し部分)を持つようにする


茶道具を受け渡しするとき
一旦テーブルや台の上に置いて、取ってもらう。決して手渡ししてはダメ


茶筅のしまい方
直接蛇口の水に当てない。桶にぬるま湯を入れて、茶筅の汚れを手で落とす。濡れた状態から持ち手の水気を拭き取ったら、茶筅くせ直しに入れて乾かして置くといい。ぬるま湯でやるときれいに整う


新品の茶道具(炉開きなどのイベント)
茶筅は先を閉じたままで、手を付けない【重要】
ただし柄杓は水につけて慣らしておく。


数茶碗の置き場(メモ)
⇒水屋の上棚で、左側の引き出しにある

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