茶道教室0309
【帛紗の身に付け方、外し方】
引くときは、一杯引き、内側に折り込み、その後引き出す。引き出した時、折りたたみが3分の1ずつ重なっている状態
稽古の後、挨拶前に帛紗を外す。その際、引き出した帛紗の角内側に人差し指を差し込み、四角に開く。縦半分を向こう側へ折りたたみ、右手を長い辺の反対側まで滑らす。また縦半分に折りたたみ(小さい四角形)、更に縦半分を向こうに折りたたみ、最後は右手でバラバラの側を持って、懐に入れる。(その後挨拶する)
【水指(丸い筒)の持ち方】
水指は、小指を床ピッタリに合わせて、手のひらと指先は水指側面に優しく添える(指は伸ばさない)
【指先は揃える】
柄杓、茶杓を右手で持つ時は、中指〜小指の指先は揃える
【お湯・水を汲む時の柄杓の持ち方】
柄杓で水を汲むとき、右手は柄杓の節から少し下を親指・人差し指をまっすぐ伸ばして汲む(鉛筆持ちはダメ)
【棚点前の場合】
水次(ヤカン)は、左手で持ち手を持ち、右手は水次の底に添える(茶巾は蓋に乗せたまま)。
水次で水加える時は、①水指を棚から出し、蓋を二手で開ける、②茶巾を取り、水口の蓋を茶巾で押し上げて開ける、③茶巾は水口すぐ下に添える、④水入れ終えたら、(そのまま)まず水次を置く、⑤水口に添えた茶巾を水次から外し、上に拭きあげる、⑥茶巾で蓋を閉める。⑦水指に蓋をして、棚に戻す。
【正座の時の手の置き方】
客の場合、左手で右手親指を掴み、右手の手のひら(人差し指から小指の辺り)は左手に被せる。
亭主の場合、指はそれぞれ太ももの上に、足からやや斜め向きに置く(あまり腰近くには置かない)。
【挨拶時の指の位置】
亭主が受礼をする時、指先を揃えて膝前に置くが、その時の礼は深くならず、あくまで軽く礼をする。
【点前の動作】
点前の一つ一つの動作は連続していること。一つの動作の後、いちいち膝上に手を置かずに、次の動作へ進めること。(動作がぎこちなく見える)
【茶筅を茶碗ですすぐ時】
①右手薬指と小指を茶碗に添えた後、茶筅を軽くコツンと置く、②茶筅を2回上げるが、その時の右手は親指を上になるように持つ、③茶筅を上げる時はそのまま(回さずに平行にして)上げる、④少し上げた位置で回して、⑤そのまま(回さずに)茶碗に降ろす、⑥その時①と同じく薬指と小指を茶碗にそえて、茶筅をコツンとする
【帛紗を捌く時の注意】
右手はアイーン。手首はまっすぐ(曲げない)。
【柄杓を釜の上に置く時】
柄杓のゴウは、釜縁の上に置く(中に突っ込まない)。柄は、内縁の延長上になるように。
【柄杓でお湯を釜に戻す時】
高さは一定、一定のスピードでお湯を戻す。そうするとお湯の音も一定で心地よく聞こえる。
【抹茶を茶碗に入れる時】
これまでは大きく掬い過ぎ。小さい「つ」でもって深く掬う。
【棗の蓋】
抹茶掬う時は、蓋は右手前。
拝見で拭く時は、自分の正面に置く。
【拝見の際の身体の位置】
外縁の線が身体の中心となるようにする。(ただし茶杓を回し置く時は、斜め位置(点前と同じ)となるようにする)
【棗の持ち方】
半月に持つのは、棗の蓋と手の腹が半月となる形。この時、中指〜小指は指先揃えてもつ
【客の時の扇子(決壊)の置くところ】
後ろの畳縁から一マスのところに置く。扇子は要の部分が、右側となるように。