茶道教室0921
濃茶の四方捌き
帛紗の中心を左膝の上にする。これは点前座の左手に窓があってその窓から差し込む光に当てることを意識したもの。
水次の持ち方
陶器の場合、右手は差し口でなく本体の底を下から支える形。
ヤカンの場合、右手は本体の前下部に手のひらピッタリつけて持つ。
間道(かんとう)
仕覆の切れ地の種類の一つ。縦に複数の色が並んでいるイメージ。
その他、「金襴(きんらん)」「緞子(どんす)」「錦(にしき)」などがある。
濃茶点前の流れ
懐石料理を食した後、客は一旦席を外す。
その後掛け軸や切り花を入れ替え、点前座には風炉・釜、水指、茶入を飾って茶室を整える。この段階で客は部屋に戻り、これらの拝見をして客畳に落ち着く。ここで客にお菓子が提供される。次に亭主は茶碗を持って茶室に入るが、この時は襖を開けて入り、次いで建水を持って入った時は内側から襖を閉める。
日々の稽古では最初から客が座っていて、半東がお菓子を出すが、お菓子を薦めるのは席をでてからとなる。
釜に水を入れる時、茶碗に水を加える時には、一定のスピードで。聞いている方の耳に心地よく伝わる。