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キムチサカナ

キムチサカナと申します。

本名と2文字違うだけなんですけどね(小声)
しーっ


このあだ名、すごく嫌だったのに
いつしか愛着が湧くようになりました。


私が鉄棒の上に跨って「プロペラ」という、とても危険な技を習得したくらいの歳の頃。
そのあだ名は誕生した。
これは、キムチサカナ爆誕のストーリーである。
※ノンフィクション



オリジナル迷路の制作に精を出し
少しちやほやされていた、 同じクラスの少年
「田中のこうちゃん」に名付けられた、このアホなあだ名。

「キムチサカナ」



【オリジナル迷路】

8歳〜9歳で目覚めるヤツが多い。
ジャポニカ学習帳のじゆうちょうに
ひたすら、脳のような細かい迷路を描く男子。
あなたのクラスにも1人や2人いたでしょ?
だれが解けるねん、みたいに細かい路を描くヤツ。
興味本位で迷路を解こうと思えば最後。
ゴールに辿り着くまでなかなか自分の席へは帰してくれない。



↓高学年くらいになると、現代アートと言っても過言ではないようなラビリンスを創り上げるツワモノも存在する。



話は戻ります…

今となっては笑い話であるが、私はこの名をつけられて泣いた。戦場は、某枚方市北中振1丁目9のホームである。何両目のホームの場所かも大体覚えている。


「キムチサカナ〜!!!」

と、ひたすら罵られた。
周りの男子も笑っていた。

悔しいっっっ…

「キムチサカナじゃないもんっ!!」

と、必死の抵抗をするも、田中のこうちゃんの「キムチサカナコール」は止む気配がなく、手拍子まで始まるのであった。


UZAI....


そこで、渾身の一言。
ちょっかいをかけられたらこう言うと決めていた、若干8歳の私の脅し文句。

「うちのパパ怖いねんからなァ!!!」


これで、大体の輩は蹴散らしてきた。
この一言で、キムチサカナコールは止んだのだ。


これ、わかりやすく言えば
かつての国民的番組、水戸黄門の


この紋所が目に入らぬか!!


ぐらいの効力を持つ物だと、思っていただければバッチリだと思う。


参照


〽︎じ〜んせ〜い らっくあ〜りゃ
 く〜もあ〜るぅさ〜


「つまみ枝豆」と名付けたビートたけしもびっくりな、8歳にしては、なかなかのいいネーミングセンスだと思うよ、こうちゃん。


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