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真面目な仕事の話

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#スタートアップ

なぜスタートアップは失敗するのか

なぜスタートアップは失敗するのか

スタートアップの大半は失敗で終わる。様々な調査結果を見ると失敗する確率はおおよそ70%程度のようだ。なぜこれだけ失敗する確率が高いのか。VCはよくその原因を馬(マーケット)とジョッキー(創業者)から見つけ出そうとする。特に創業者の根性、センス、リーダシップから見つけ出そうとするケースが多いそうだ。

しかし、創業者に全ての責任を転嫁することは行き過ぎた単純化である。スタートアップが失敗する理由を把

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これからのスタートアップはユニコーンではなく、ラクダなのか

これからのスタートアップはユニコーンではなく、ラクダなのか

ユニコーンは角のある、架空の動物だ。スタートアップ企業が持つ上場前の企業価値が10億ドル(約1,000億円)以上に達することは滅多にないことであり、その珍しさから企業価値の高いスタートアップ企業はユニコーンと呼ばれるようになった。この表現はベンチャーキャピタリストのアイリーン・リーが2013年に最初に使い、その後全てのスタートアップの目標となった。

スタートアップ企業では「成長」を最優先とする。

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