花に関連した英単語 菊(きく)【語源・花言葉も】
はじめに
菊(きく)は、大きくわけて3回の時期に分けて見頃を迎えます。1つ目は10月下旬から11月にかけて見頃になる「秋菊」、2つ目は6月から7月に見頃になる「夏菊」、3つ目は12月から1月に見頃になる「寒菊」です。この中でもっとも多く栽培されているのは「秋菊」であります。
この記事では菊の英単語、語源、花言葉について書いていきます。
菊は英語で【chrysanthemum】
菊は英語でchrysanthemumです。日本語だと「クリサンセマム」のように読みます。少し単語が難しめで読みにくいですね。単語が長いことからmum(マム)と略されることもあります。鉢植えの秋菊は、英語でpotmumもしくはpot mumとも言われたりしますよ。
英単語 chrysanthemumの語源
菊の英単語であるchrysanthemumは、ギリシャ語のkhrusanthemon(英語のgold flowerの意味)と言われています。もう1つの語源として、ギリシャ語のchrysos(黄金)とanthemon(花)からできているとも言われています。どちらもギリシャ語で、同じ意味を示していますね。この語源からだと、海外だと黄色い菊が一般的だと思われています。「菊」と言われると日本がメインと思われそうですが、海外では鑑賞向けに改良されて広まったと言われています。
菊の花言葉
菊全般の花言葉は「高貴」、「高潔」、「高尚」であります。これらの言葉から品の高い花だと思ってしまいます。
また、色によっても花言葉が異なります。
黄色の菊(英単語の語源となった花の色):「破れた恋」
白色の菊:「真実」
まとめ
菊はパスポートの表紙や皇室の紋でも使われていることから、桜と同じく日本を象徴する花であります。菊の英単語 chrysanthemum は少し覚えにくいですが、そんなときにはmumを使って伝えるようにすれば海外の方にもわかってもらいやすいと思います。
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