昆虫【コオロギ】の英単語・特徴などを紹介します
この記事では、昆虫のコオロギに関連した英単語・特徴などを紹介していきます。
コオロギに関する情報
コオロギ(漢字:興梠)は、バッタ目コオロギ上科に分類されます。
日本ではエンマコオロギなどが代表とされています。成虫の大きさとしては10~大きいもので50㎜くらいなので、草木などに潜んでいて、ほぼ黒色の外観なので、なかなか見つけにくい昆虫だったりするのです。
コオロギは7月下旬から11月まで鳴くと言われていますが、11月に近づくと昼間にだけ鳴くようになる昆虫です。コオロギ自身の体温が下がってしまうと翅を振動させることができなくなってしまうそうです。
この特性を利用すると、ある一定期間にコオロギが鳴いた回数によってある程度気温がわかると言われているくらいです。
昆虫の生態は私たち人間よりも敏感に成長しているので、すごさを感じてしまいます。
コオロギの英単語
コオロギの英単語は cricket です。日本語ぽく表現すると「クリケット」です。
このcricketはスポーツのクリケットと同じになります。コオロギの鳴き声は英語では”chirp”とあらわされるのですが、クリケットのバットでボールを打ったときの音が近いということから名づけられたとされています。スポーツから虫の英単語がつけられたのはかなり不思議です。
スポーツのクリケットとコオロギのクリケットは元々スペイン語から発祥したとされていますが、そのときの綴りもcriquetなので、どこまで関連しているのかも不思議だったりします。
コオロギのあれこれ
私たち人間は耳の鼓膜で音の振動を感じることで音と認知しますが、コオロギも鼓膜を持っています。
一般的に、昆虫は全身の触覚や細かい毛などで方角や音の大きさを認知しています。しかしコオロギは鼓膜があるために一般的な性質とは異なるのです。
なお、他の昆虫ではキリギリスも鼓膜を持っています。
まとめ
夏の頃からよく鳴くコオロギは夜になるとよく鳴くと思っていましたが、記事作成を通じて不思議な特性があることに気づきました。秋が深まってくると車の騒音などでコオロギの鳴き声にきづきにくいだけかもしれません。
次回も昆虫に関する英単語を元に昆虫のことについて深めた記事をアップしたいと思います。
画像引用元:Pixabay