文房具【修正液・修正ペン】の英単語・雑学の紹介
きむっちです。
文房具の「修正液」の英単語は
この冬の時期によく聞く言葉なんですよ。
その言葉とは何なのか知りたくないですか?
この記事では
修正液の英単語・雑学について解説していきます。
この記事を読むことで
修正液のことを知ることができますよ。
修正液の歴史
修正液は、なんとアメリカ生まれなんです。
ある日、アメリカのダラスにあるテキサス銀行の頭取秘書だったベティ・ネスミス女史はタイプライターを打ちながら次のことを考えていたそうです。
「ミスタイプした書類で、打ち間違えた文字だけを直すことができないか?」
1951年、ベティは当時の画家が使っていた美術用の修正液を応用して、タイプ用の修正液を開発しました。
当時、これを「Mistake out(間違い消し))と命名されたんですよ。
これに伴ってタイプライターの方に需要が広がりました。
これによってベティのビジネスが大成功することに。
1956年には修正液をビジネスとしたミステイクアウト社を設立。
修正液1本でアメリカンドリームを実現したんですよ。
【日本での修正液の歴史】
アメリカでの修正液の開発から遅れて
12年後にあたる1963年に日本にもアメリカの修正液が輸入されるようになりました。
それまでは、フタを取ると内側にハケが付いているマニキュアタイプのものだったんですね。
そして、1970年代から80年代にかけて日本での修正液の需要が増えていきました。
修正液をよく使っていたのは大学生なんですよ。
大学のレポートや卒論はボールペンでの手書きになることも。
そう言ったことから、修正液の需要が増えていったんですね。
修正液・修正ペンの英単語
ここからは
修正液・修正ペンの英単語について紹介していきますね。
【修正液の英語】
修正液は英語で
”white-out"や”whiteout"になります。
日本ぽく表すと
「ホワイトアウト」なので、そのままですね。
冬場に雪で視界が悪くなって
先が見えなくなることを「ホワイトアウト」と言いますよね。
ここで、修正液は白く、修正液を塗ると文字が白いモノで遮断されて見えなくなってしまいますよね。
そういったことから、
”whiteout"が「修正液」って意味になるわけです。
white-outは
動詞として「~を修正液で消す」の意味で
使われることもあるんですよ。
ネットの英英辞典では、
”white-out"は次のように表されていますよ。
to cover something written on paper, especially a mistake, with a special white liquid so that it cannot be seen anymore
「紙の上に書いた何かを覆うために使われる、特に間違った箇所に白い液体でもう何も見えない状態にするために使う」
引用元:white-out(ロングマン英英辞典)
ネットの英英辞典では、
”whitehout”は次のように表されています。
こちらは天候の「ホワイトアウト」について書かれていますよ。
weather conditions in which there is so much cloud or snow that you cannot see anything
「とても曇っているもしくは何も見えないほど雪が降っている天気の状況」
引用元:whiteout(ロングマン英英辞典)
その他に、
修正液は”correction fluid"と表されることがあります。
”correction"は
「正しくすること」などの意味です。
"fluid"は「流体(流れるもの)」の意味なんですね。
”flu”に「流れる」って意味合いがあります。
【修正ペンの英語】
なお、
「修正ペン」は
英語で”correction pen"といいます。
「正しくするペン」ってことですね。
【correciotionの”r”と”l”の使い方を気を付けよう】
ここで、
”correction pen"は
「テープコレクター」ってことじゃないですよ。
この場合には
英単語として”collecter"を使います。
英語では
”l”と”r”で大きく意味が変わることが多いので、
発音も意識したいところですね。
【インフルエンサーってfluidと関係あるの?】
ここからは少し逸れますが、
影響力のある人を「インフルエンサー」って呼びますよね。
このインフルエンサーって
英語からできている言葉で、
”fluid”と同じように”flu”を含んでいるんですよ。
「インフルエンサー」は
英語で”influencer"です。
”influencer”は、
”in-flu-ence-r(er)"に分けることができ、
「中に流れこんでくるもの」→「影響させるもの」ってことで
なりたっているんですよ。
修正液も使い分けが大事
修正液と言えば
どれも変わらないって思っている方がいるかもしれませんね。
次の3つにわけて紹介しますね。
● 油性・水性両用タイプ
● 油性タイプ
● その他の用途(ハガキ・茶封筒)
1. 水性ペンなら「油性・水性両用タイプ」
水性タイプを使うときには
油性・水性両用タイプを使った方がいいんですよ。
水性ペンだけじゃなく油性ペンでも使えるから、
どんな場面でも使いやすかったりします。
2.油性ペン・コピー印刷用なら「油性タイプ」
油性サインペンや油性ボールペンを使うとき、もしくはコピー印刷用の紙の場合には、油性タイプの修正液を選んだほうがいいんですよ。
と言うのも、油性タイプの方が油性ペンの文字やプリント印刷文字をしっかり消すことができるんですね。
3.その他
その他にハガキに合っている修正液、茶封筒用の修正液などもあります。
ハガキや封筒はノートと違って捨ててしまうことになると資源としてももったいないんですよね。
ハガキや封筒を使うときには、修正液を使い分けてみるのもいいですよ。
最後に
タイプミスがきっかけで
美術の世界から筆記用具に展開された修正液。
今ではnote記事で間違っている箇所があったら簡単に修正できるようになっていますが、自分で書くことは記録にもつながることがあります。
そういった間違いをごまかしたいときには
修正液を使って隠したいですよね。
見えなくしたいときには
雪の降る地域に行ってホワイトアウトを体験してみるのもいいかもしれません笑
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消すための文房具の英単語は
こちらにまとめていますよ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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