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昆虫【ハエ】の英単語・特徴などを紹介します

この記事では昆虫のハエに関連した英単語・特徴などを紹介していきます。

ハエに関する情報

ハエは、ハエ目に関連した昆虫のうち、環縫短角群・ハエ亜目、ハエ下目に属しているものの総称となります。

ハエという言葉は「羽ふるう」という言葉から派生した言葉と言われています。

ハエは日本に3000種くらいいると言われています。その中で約100種は「衛生害虫」という感染症を起こす種類もいます。

ハエは漢字で「蝿」もしくは「蠅」と書きます。
ハエは口以外にも足の先に"味(味覚)を感じる”器官があります。ハエが手足を擦るのは、足の先に付いているゴミなどを落として、味覚を維持しようとしているんですね。「蝿」という漢字は、このようなハエの動作を表したもので、前足を擦る様子に由来していると言われています。

ハエの英単語

ハエの英単語は fly です。日本語ぽく読むと「フライ」です。
このflyは「飛ぶ昆虫」を表しています。flyには動詞で「飛ぶ」って意味もあることから想像しやすいのではないでしょうか。

家の中を飛び回っている「ハエ」は housefly(イエバエ)と言われます。

以前の記事でホタル(firefly)のことについても書きましたが、ホタルも「火の灯を放つ飛ぶ昆虫」のことを指しているのですね。

-flyで飛ぶ昆虫を表す単語については次回以降の記事でも紹介する予定なので、楽しみにしていていただければ嬉しいです。

ハエのあれこれ

①ハエが壁にくっついていられる理由

ハエの足の裏から粘着性のある液体が出ていて、その液体によって壁にくっついていられると言われています。私たち人類から見たら見えないくらいの量なのかもしれないです。

②「うるさい」もハエから派生した言葉

「うるさい」は漢字にすると「五月蝿い」と書かれます。この漢字にも「蝿」が使われているので、ハエが関連した表現になりますよ。

ハエは5月中旬頃の気温(20~22℃)のときに最も活発に動き回ります。5月のハエ(蝿)の群れが飛び回るときの音が「うるさい」ということから、この漢字となったのですね。

③ハエにも良いところがある?

ハエは糞などに集り、時にはそのことによって感染症を起こすことがあるので害虫とされますが、実はハエにも良いところがあるのですよ。

ハエの幼虫は動植物を分解することにおいて重要な食物連鎖の役割を果たしているのですね。分解することができる生物がいなかったら、森林などの死骸や糞などは処理されることなく置き去りとなってしまいます。

また、ヤドリバエと言われる種類のハエは、農作物を荒らすような害虫を攻撃する習性があります。このようなことから、害虫を攻撃するハエをコントロールできれば農作物を育てる上でメリットになるのですね。

ほとんどの方は害虫と思い込んでいるハエも、実は益虫の役割をしているのですね。

まとめ

ハエを害虫と捉えるか益虫と捉えるかは、育ってきた環境によっても変わるのかもです。自然の流れから見れば、どちらの行動もハエにとっては大事な生命活動だったりします。それによって食物連鎖が維持されているのも不思議なもんです。

次回も昆虫に関する英単語を元に昆虫のことについて深めた記事をアップしたいと思います。

記事を読んでいただくだけでも大変嬉しいことではありますが、宜しければサポートいただけますとさらに嬉しいです。よろしくお願いいたします。