大谷さんの妻と偏見と
大谷さんの結婚について、女子アナのツイートが話題になっているらしい。
それによると、大谷さんの結婚相手が女子アナじゃなくてよかったとの声が多いが、女子アナがそんなに悪いのかと問題提起されており、それに反響があったとのこと。
この話題が気になったのは、ちょうど周りの人と大谷さんの結婚の話になり、自分自身が女子アナじゃなくてよかったと言ってしまったからだ。
考えてみたら、自分はなぜ女子アナじゃなくて、元バスケ選手の女性が結婚相手でよかったと思ったんだろうか。
結論からいうと、偏見が根底にあるように思う。
女子アナという言葉には、自分の中で、なくとなく自身の美しさを武器にして、高給取りのスポーツ選手を打算的に籠絡してるみたいなイメージがついてしまっていた。
でも冷静に考えると、女性アナウンサーの個別個別でみると、しっかりとニュースに向き合っていたり、バラエティで盛り上げていたりと好感の持てる人も多い。
それなのに、スポーツ選手と結婚する女子アナという図式に抽象化され、人格を想像しなくなると、とたんに浮ついた、軽薄な人たちという思い込み、偏見と囚われてしまう。
失礼な話だ。改めて人を大きなカテゴリーでくくって評価、判断することの危険性を感じた。反省しなくてはならない。
大谷さんの結婚相手はバスケ選手だったが、それでも良いし、女子アナでもよいし、自分が良いの悪いの言える立場でもないし、そもそもどうでもよい。でも、親戚みたいに一言言いたくなる魅力があるんだよな。
コテンラジオでやなせたけしさんの人生を知る。
幼少期は、母が出ていってしまい、おじさんの家で育つ。
おじさんはいい人だが、やはり面倒を見てもらっていることに肩身の狭い想いをしていた。
修学旅行に行きたかったのに、迷惑をかけたくないと、行きたくないと言い張ったらしい。健気で泣ける。
その後も、できの良い弟と比べられたり、受験で苦しむのも、高校にやっとこさはいり、青春時代を謳歌し始める。しかし、戦争の影は迫っていた。
すでに人生の浮き沈みが激しく、エキサイティングだ。木曜日が待ち切れない。
スキップとローファーは、田舎から出てきた天真爛漫な自称神童の女の子と、元子役のモテモテイケメン君を中心にした学園ドラマ。
一見嫌な子みたいに片付けられてしまいそうな子の気持ちも掬い取られていてホッとする。こういう子という思い込みを外したら、新しい一面に出会えるかもしれない。
まさに今の自分に必要な漫画かもしれない。