ノンフィクションづく日々
今日も今日とて本を読む。
三浦綾子さんの道ありき、結婚編を読了する。
三浦綾子さんの人を惹きつける力が印象に残る。
三浦家には人が集い、時に綾子さんは助けをこい、周りの人の尽力で人生が切り開かれていく場面が多くあった。
それは三浦綾子さんの天性の人間的な魅力に加えて、受けた恩は返していくという心構えによるところが大きいと感じた。
科学的にも幸せの一番の要因は良い人間関係らしいけど、三浦綾子さんの人生はそれを体現していると思う。
長い間病に伏せており、孤独で悲しい自伝になってもおかしくないが、実際には困難と同時にたくさんの支えてくれる人、見舞う人、話に来る人、愛する人がいた。
病気でも人生は切り開くことができる。そんな勇気をもらえる希望で奇跡な実話だと感じた。
夕方はスタバで、トラオを読み始める。
ALSは何度読んでも過酷だ。人間が陥る試練の中で一番過酷なのではないか。
そんな逆境の中で、冒頭徳田虎雄は人生はこれからと呟く。視線による意思伝達の器具を用いて。
こんな人間がいるのかと心底驚く。
この精神力はどこから来るのだろうか。
時間を忘れて楽しむ。
元々小説が好きだけど、最近はノンフィクションに傾倒してる。
まだまだすごい人間はいる。
人間の可能性について書かれた本が読みたい。体験を、人生を知りたいと思う。
いずれは自分もノンフィクションの作品を一つは書いてみたいものだ。
夜、さとなおさんのnoteを読む。
アレルギーにより友達と会う機会が減ってしまい悩んでいけど、それならば友達が会いに来てくれ、なおかつご飯もコントロールできるバーを開業するとのこと。
発想の転換が素晴らしい。困難な中にも希望を見出す姿勢が素敵だ。
開業したらぜひ行ってみたい。
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