確かに、予想どおりに不合理な世の中だった
今回は行動経済学について。
普段無意識下でおこなう意思決定の「クセ」を、面白いほどにさまざまな角度・事例から指摘している本でした。
そうした意思決定のバイアスには、代表的なものに依存してしまう「依存性」という傾向や想起しやすいものに依存してしまう「想起性」、最初に無関係な情報を与えられると意思決定がその情報に依存してしまう「アンカリング」、絶対的なものより相対的なものから満足感を感じやすい「相対性」、みんなの支持こそが正しいものだと認識し判断する「代表性ヒューリスティクス