出雲のキモノコンシェルジュ

縁結びの神様のお膝元 出雲市で創業明治19年の呉服屋を営む6代目店主です。 noteは…

出雲のキモノコンシェルジュ

縁結びの神様のお膝元 出雲市で創業明治19年の呉服屋を営む6代目店主です。 noteは今まで読む専門でしたが、コロナ禍が商売に与えた影響やこれからの着物の未来について思ったことを綴っていこうと思います。

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    リバーシブル半幅帯

    リバーシブル半幅帯 雰囲気の違う表裏を楽しんでいただけます。 ポリエステル100% 幅17cm 長さ4m
    5,800円
    きものかげやま
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    リバーシブル半幅帯

    リバーシブル半幅帯 雰囲気の違う表裏を楽しんでいただけます。 ポリエステル100% 幅17cm 長さ4m
    3,800円
    きものかげやま
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    リバーシブル半幅帯

    リバーシブル半幅帯 雰囲気の違う表裏を楽しんでいただけます。 ポリエステル100% 幅17cm 長さ4m
    6,800円
    きものかげやま
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    リバーシブル半幅帯

    リバーシブル半幅帯 雰囲気の違う表裏を楽しんでいただけます。 ポリエステル100% 幅17cm 長さ4m
    5,800円
    きものかげやま
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    リバーシブル半幅帯

    リバーシブル半幅帯 雰囲気の違う表裏を楽しんでいただけます。 ポリエステル100% 幅17cm 長さ4m
    3,800円
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最近の記事

新規事業の展望やいかに!?

バタバタしてたことを言い訳に、下書き保存したまま随分と寝かせた文章です。 削除しようか迷いましたが、せっかく書いたので投稿しておきます。 ↓↓↓ 産みの苦しみはありましたが新事業大変好調です。 お客様にも大変喜んでいただき、多くのメディアにも取り上げていただき、本当に感謝です! 今まで呉服店に足を踏み入れたことのなかった方も多いので、興味津々で店内をぐるっと見て回っていただいたり、店頭の小物も一緒にお買い上げいただいたりと成果もまずます。 もちろん、ソフトクリームを買い

    • 新しいことを

      久々に書いてみます。 前回記事から随分と間があいてしまいました。 何をしていたのかと言いますと、コロナはチャンス!と思い、新規事業プランをコツコツかつゆっくりと準備していました。まだ準備中ですが。 まだこの場でお披露目できるような形にはなっていないので、中身はもう暫く伏せておきますが、現在2つ、3つ新規事業を仕込んでおります。 ゼロから新しいものを生み出すのって本当にパワーがいりますよね。私は自ら事業を興した起業家ではないので、慣れないことが多すぎて毎日頭がパンクしてい

      • 只今事業構築中

        久々の投稿です。 昨年末から弊社事業に関して色々と模索してました。 と言っても、呉服小売業を廃業するわけではありません。むしろ呉服業は私たちの使命として続けていかなければならないと強く感じています。 しかし、その本業を続けて行くためにも他の事業の柱が必要だなぁ〜と常々思っていました。 そんな時にご縁があり、商工会議所を通じて専門家の方にお越しいただいて、新規事業に構築に向けたアドバイスを頂いていました。 足掛け4ヶ月に亘ってアドバイザーの先生との事業構築を行ってきて感じた

        • 思い上がっていました・・・

          9月末に近所にオープンしたカフェで着付け教室を開催しました。 今までもうちのお店で着付け教室を開催していたのですが、いまいち盛り上がりに欠ける感じで、どうしたらいいかなぁ〜と考えていました。 以前に友人たちにリサーチしてみたところ、 ・着物に興味がある ・着付け教室にも興味がある ・でも呉服屋さんに習いに行くのはちょっと・・・ といったご意見をいただきました。 であれば、こちらからどこかへ出向いて教室を開催すればいいじゃん!と思っていた矢先、カフェのオーナーさんからお声がけ

          現状のご報告です

          ご無沙汰してます。 久々に投稿します。 なんとか元気にやってます。 ここ最近の商売の状況ですが、遠方からのお客様が立て続けにご来店くださり、お買い上げいただきました。 なぜうちにご来店くださったのかを聞いてみると、ホームページを見てご来店くださったとのこと。こまめな更新、情報発信は必要ですね。それと同時に、小さな街の呉服屋さんがどんどんとなくなっていることも実感しました。 出雲や松江はお茶どころということもあり、着物の需要がよその地域に比べてある方だと思います。しかし、他の

          着物は着物でしかないのか?

          最近は毎日のように下書き保存を繰り返しています。 今年4月、リサイクル着物店を先駆けて事業展開していた企業が倒産しました。以前から業界誌等でも社長のインタビュー記事を見かけることが多く、勢いがいいなぁと思っていたので正直ビックリしました。 この企業が展開するリサイクル着物店は直営店の他にFC店も全国各地にあり、実は私も以前FC加盟を真剣に考えていた時期がありました。 では、なぜFC展開しなかったのか? 確かに全国的に見るとニーズのあったリサイクル着物市場ですが、やはり地

          着物は着物でしかないのか?

          未来は明るいのか?!

          先日久々に展示会を開催しました。 前回開催したのが4月。それ以降は展示会の自粛、顧客様宅への訪問の自粛をしていました。 4月の展示会時もそうでしたが、今回も展示会直前に市内でコロナウイルス感染者が出るという事態に・・・。4月はそのお陰で来場キャンセルが続出しましたので、今回も大変心配してましたが、蓋を開けてみると、ほとんどキャンセルは無し。多くのお客様にご来場いただきました。 もちろん店側もお客様側もマスク着用、消毒液使用、定期的な換気といった感染拡大防止策をとりながら展

          久々の出張でした

          先日数ヶ月ぶりに京都出張してきました。 6月いっぱいまでの飛行機減便の予定が延長となり、現在1日1往復の飛行機で伊丹まで。行きも帰りも搭乗者は50〜60名程度だったかな? 今回の京都出張の目的は、 ①客注商品の仕入れ ②同業他社や業界の現状を聞くため でした。主には②かな。 これから商売を続けて行くために、色々な情報を仕入れるために京都室町界隈を歩き回ってきました。 京都市内を南北に通る室町通りの、主に北は御池通りから南は五条通りまでの間に数多くの呉服問屋さんが建ち並んで

          セレブレーション需要へのアプローチ

          前回はコロナ禍での私たちの取り組みをお伝えしました。 こんな状況の中でも、他県の同業他社さんは先日「決算市」と銘打ったバーゲン催事を開催され、過去の同タイトル催事の中で一番売り上げが良かったそうです。 売れている店はこの状況下でも売れている!悲観的になってばかりもいられませんね。私も頑張らねば!と奮起させられる情報でした。 さて、着物業界の未来は明るいのでしょうか? うちのお店の話だけをすると、以前の記事でもお伝えしましたが、うちのお客様の7割がお茶関係の方です。お茶会

          セレブレーション需要へのアプローチ

          コロナ禍の中で私たちができることは?

          島根県内で初めて新型コロナウイルス感染者が確認されたのが4月9日でした。早かれ遅かれ県内で感染者が出るだろうと考えていたので、あらかじめ県内感染者が出た場合の対応を検討し、スタッフの皆さんに周知していたので、店としてはそんなに混乱することはありませんでした。 しかし、お客様は私たちが予想していた以上に警戒心を強められ(当然のことではありますが)、ガックっと来店客数が減少しました。 日頃私たちが行なっているお客様宅訪問も、納品や集金といった必要業務以外では行えなくなってしまい

          コロナ禍の中で私たちができることは?

          コロナ禍での仕事

          うちのお店のお客様の7割はお茶(茶道)を習っていたり、教えていたりする方です。 このコロナ禍でお茶のお稽古やお茶会が軒並み中止となっています。6月に入り、お稽古を再開される動きが徐々に出てきたものの、今後のお茶会の予定は未定・・・。 お茶関係のお客様が多いうちのお店には大きな打撃です。 着物を着る機会も無ければお手入れ需要も無い。 実際、4月に開催した展示会でも、お客様は商品を気に入ってくださるが、「さしあたって着る機会が無いからねぇ〜」と。 普段であれば、お客様も「いつ

          着物屋さんの仕事 その参

          前回の続き(前回記事はこちら) こんにちは。 その弐まででなんとなく私たちの普段がお分かりいただけたでしょうか? さて、今回は私たちの取り組みについてお話いたします。 前回の記事で、免許証のない人に車を売っているようなもの、と例えてお話しました。その免許証のない人たちに免許証を取ってもらう取り組みがまず一番に大切なことです。 そこでまず、取り組みの一つとして「着方教室」を開催しています。普段から着物を着慣れたうちの女性スタッフさんたちがお教えしますので、苦しくない着方・

          着物屋さんの仕事 その参

          着物屋さんの仕事 その弐

          前回の続き(前回記事はこちら) お客様とコミュニケーションを取り、機会が来るのを待つことはお分かりいただけたと思います。 では、ただただ機会を待ち続けるのか?機会はそんなに頻繁に来るのだろうか? みなさん疑問に思われるところだと思います。 そうです、機会なんてそうそう頻繁に訪れるものではありません! では、どうやって売り上げを作っているのでしょう? 着物屋さんでは、一般的に「展示会」と言うものを行って売り上げを作っています。うちのお店では年に9〜10回、4日間程度の展示会

          着物屋さんの仕事 その弐

          着物屋さんの仕事 その壱

          着物業界の未来を考える前に、まずは私たちの普段の仕事をご紹介します。 ただし、これはあくまでも自店の話です。他店さんが同じとは限りませんので。 まず、我々の日常は、お客様のお宅訪問回りです。 他のアパレル業のように、店頭でお客様のご来店を待ち、いらっしゃったお客様を接客し、販売するということは日常ではあまりありません。 アパレル店員をイメージして着物業界に飛び込んだ人はまず、このギャップに心折れます。(笑) 業界の人間がこんな悲観的なことを言うのもどうかとは思いますが、敢

          着物屋さんの仕事 その壱

          書き始めました

          今まではいろんな人の記事を読むためだけのnoteでしたが、コロナ禍を迎え、これからの商いを考え、自分は何をすべきなのか?世間は何を求めているのか?模索していくのにこのnoteを活用することにしました。 みなさんからのご意見も参考にさせていただきながら、着物の未来、日本文化の未来について考えていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いします。