ホステスさんの着付けあるある?
人に着付けをするとき、モデルさんやお客様に紐を持って頂いたりしますか?
ちなみに 国家検定の着付け技能検定1級 の実技試験の注意事項には
(12)モデルは、試験中作業の手助けをしてはならない。ただし、下前の衿を押さえること、帯枕の紐、
帯揚げ、帯締め及び帯のて先を持つことは可。
とあり、簡単な補助のみ可能とされています。
相モデルで他装(着物を人に着せる)練習する時も帯枕の紐を持ったりしていました。着付けを習っている同士だと先回りしてついつい手が出てしまうというのもありますね。
心斎橋でホステスさんに着付けを始めた頃、私は着付け教室でひと通り他装のカリキュラムを終えましたが、現場経験のほとんどない素人。飛び込んでしまってから昼間ひとりで練習、^_^;という今なら恐ろしくてとても出来ないような状況に身を置いていましたが、その頃からお客様には紐類を持って頂くようなお手伝いは一切ないことを想定して練習しました。
(もちろん着付け屋さんによってはお客様によってはお手伝い頂くところもあります。)
というのも、お客様、着付け中もずっと通話やLINEをされていたりということがよくあるんです。
スマホでお話ししながら来店されて、着付けされて帰るまでずっとお話し中だった、ということもまれにあります。。。(*_*;
お仕事の電話ですから、こちらとしてもお邪魔できませんし、必要なことはジェスチャーで、最後の「ありがとうございました。」も無声音で。(笑)
まあ、最初から最後までお電話中というのは極端だとしても、着付け中にお電話鳴って応対されたり、メールやlineに返信されたり、というのは夜の街での着付け師さんにとってはあるあるな風景ではないでしょうか。
なのでなるべくお手伝い無しで着付けるようにしますが、肩があがってしまうので衿をきめる時だけはスマホを持つ手をおろして頂きたいな、というのが本音です。^_^;
いいなと思ったら応援しよう!
お店に関するお知らせはブログで日々更新しています(^^) https://ameblo.jp/kimonoseiryu/
Instagramもよければフォローお願いします(^^)
https://www.instagram.com/kimonoseiryu/