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(タイトル未定)告白水平線から
今年で17になる大畑花火には、そろそろ「大学」という言葉が現実味を帯びてくるころだ。そうなると自分の先を見据えなければいけなくなっても来る。
海の香りが吹き込む教室で、花火は『進路希望調査』と書かれたA4紙と向き合っていた。
「高校2年の夏休みまで、あと1週間もない。この夏からかなり大学入試の対策も本格化してくるからな~」
教壇でのんきそうに担任の平野が言う。
この海辺の高校の大学進学率は高く
なんと言うか、最近はじぶんのとりあえずの限界値のようなものを知ってリラックスして文を綴ってます。
ああ、私ってこんなに明るい幸せな文を書くのが不得意なんだ…!と実感しました。
でも、人一倍幸せは感じやすいんですよ?
昨日だって午後4時のこの子との邂逅で今朝までハッピーです❕
夜に負けるポジティブ,に負ける夜を過ごす,今日この頃.
【詩】黒絵の具の波紋のように
夏です。
汗を垂れ流すほどかいて、
かいて、
かいて、
かいて、
全身から、身のうちから
汚れを
取り出したい。
汗の透明な玉には
いつか、かつての焦りや憎悪や嫉妬が滲んで
どうかそれは
私の体内から追い出され、
これ以上汚れないようにと、
夏は死ぬほど、汗をかきたい。